スポンサーリンク

低燃費住宅(ウェルネストホーム)でも結露する

不満・後悔

どうもバタピーです(^^)/

 

毎度、快適な我が家からお送りしております。

新居に引っ越してから2回目の冬を迎えました。

住んで1年半も経過したので不満や失敗点も当然でてきています。

これからはそんな不満・失敗シリーズもしっかり記していこうと思います。

冬本番ということで今回のテーマは、「結露」についてです。

 

低燃費住宅(ウェルネストホーム)の最大の特徴は調湿性が高いことです。

通常の高気密高断熱住宅で、特に第3種の24時間換気装置が設置されている住宅では冬場の乾燥が顕著に表れます。

第1種換気だったとしても換気量が多かったり、生活で発生する湿気が少なければ乾燥は進行します。

その原因は「エアコンを使うから乾燥するんだ」とよく言われますが、半分正解で半分は間違いです。

一般的に使われる「湿度」は相対湿度のことで、空気中に含まれる湿気が変わらずに、暖房で温度だけが上がると相対湿度は下がるので乾燥するのです。

乾燥はエアコンが悪いのではなくて、加湿せずに温度だけ上げるから乾燥するのです。

なので、乾燥が気になる方は加湿器を導入して湿度を調整することになります。

 

一方、低燃費住宅(ウェルネストホーム)は先ほど言ったように建材が湿度を調整する能力が高いことから、一般的な住宅とは比べ物にならないくらい湿度を保つことができます。

これは確かにすごいことで、我が家の今現在の温湿度はこちら↓

低燃費住宅温湿度20200110

毎日、大量の洗濯物を室内干しをしてるので湿度は高めですが、室内干しをしなくても湿度は55%~60%推移しています。

もちろんご家庭によって差はあるでしょうが、低燃費住宅(ウェルネストホーム)に住んでいる方で加湿器を使っている人は殆どいないと思います。

それくらい調湿性が高いのです。

がしかし、これが返って問題となることがあります。

 

スポンサーリンク

低燃費住宅(ウェルネストホーム)でも結露する

調湿性が高いのに結露なんてするの?

と思われるかもしれませんが、低燃費住宅やウェルネストホームのような調湿性の高い高気密高断熱住宅でも、全く結露しないわけではないということです。

 

低燃費住宅結露1

↑これは先日の我が家の玄関横の窓の下部の写真です。

しっかり結露しており、しかも窓枠の木部に黒いカビまで確認できました。

実は引っ越して初めての冬のときから結露していたことは確認していましたが、玄関ドアの漏気が発覚し、おそらくそれが原因だろうと思っていましたが、その後玄関ドアの交換をしてもらい、漏気もほとんどなくなったので今年の冬はどうなるかと期待していましたが、やはり結露しました。(結露の量は減りました)

そして、あえて結露した水をふきとらずにずっと放置していたところカビが発生しました。

ま、当然ですね笑

 

このように低燃費住宅だとしても、条件がそろえば結露は発生するし、放っておけばカビが生えることもあります。

 

高気密高断熱なのになぜ結露するのか

結露って寒い家で起きるものじゃないの?と疑問を持つ方もいると思います。

確かに、低断熱な家は結露がおきやすいですが、高断熱であっても外気温の下がり具合や室内の湿度によっては結露してしまうのです。

これは小学生の理科で習う非常に簡単なことですが、空気が含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。

気温が高ければ高いほど、水蒸気をたくさん含むことができるようになりますが気温が下がれば下がるほど含める水蒸気量が減ってきます↓

(引用元 http://ymd-glass.com/product-introduction/dannetu-keturo/mado/keturo-ondo)

お借りした画像をみてもらうとわかりやすいです。

上図の赤い矢印でいうと、気温20℃湿度60%(絶対湿度約9g/kg)の空気が冷やされると、12℃で飽和状態になり、結露が始まります。この時の温度を露点温度といいます、

我が家の現在の玄関の室温20℃、湿度66%(絶対湿度9.64g/kg)の時の露点温度が13.5℃くらいなので、窓ガラスや窓枠が13.5℃以下になると結露するということです。

縦軸の絶対湿度が高ければ高いほど露点温度も高くなり、結露しやすくなります。

しかし、我が家のリビングの21.5℃、63.5%の絶対湿度は10.18g/kgで、玄関よりも結露しやすいはずですが、結露はしていませんでした。

おそらくリビングにはエアコンと室内干しを乾かすためのサーキュレータがあるので、空気がよく動いていることから結露がしにくいと考えられます。

理論上は結露するはずですが、室内環境によって必ずしも結露するわけではないようです。

 

これらは室内環境のみの違いでの比較ですが、外気温が下がれば下がるほど窓の表面温度も下がってきますので、外気温の影響も大きいです。

ちなみに上の結露した時の写真は最低気温が-4℃の日の早朝の写真ですが、外気温が0℃くらいであれば結露は確認できませんでした。

高性能トリプルガラス窓をもってしても、我が家の絶対湿度10g/kg前後の湿度の場合、氷点下になると窓の表面温度が露点以下となり結露のリスクが高くなるようです。

このことから、寒い家が結露するのは窓の性能が悪く強力に冷やされるため結露するのは当然ですが、高気密高断熱住宅でも室内の絶対湿度が高かったり、窓の周りの空気の流れが悪かったり、冷たい外気がその窓にあたりやすい等の地域特性があると結露する可能性は十分あるわけです。

窓の性能がもう1段階上がれば、我が家の住む地域でも結露リスクはだいぶ下がるんですが、これ以上コストをかけるのはコスパが悪すぎるのでね。。。

 

結露リスクを下げるには

このように条件が整えば低燃費住宅(ウェルネストホーム)のような調湿性が高いといわれている住宅でも結露はします。

なので、建材等のハード対策できることが難しくなればソフト対策、運用で対策することになります。

結露リスクを下げるには、

  • 絶対湿度を下げる
  • 空気を動かす

が重要で、特に絶対湿度のコントロールが最重要です。

我が家でできる対策を考えてみました。

 

換気量を増やす

24時間換気の換気量を増やして、湿気の排出と空気の流れが大きくできればいくらか効果はありそうです。

しかし、換気量を増やすと室温も下がりやすくなり、エアコンの負荷が高くなって消費電力も増えるでしょう。

どの程度室温が下がるのか、あるいは消費電力が上がるのかは来月あたり実験してみたいと思います。

20/1/19追記

実験してみました↓

結露対策に換気風量を増やしてみた結果
どうもバタピーです(^^)/今日はこちら関東でも雪がふりました。積もるほどではありませんが、暖冬なのでふらないのかなーと思ってましたが、少しテンションあがりましたね。そういえば、外が寒くて雪や雨が降っているけど、自分は家の中でぬくぬ...

ドラム式洗濯乾燥機で室内干しの量を減らす

室内干しも、洗濯容量11kgの洗濯機がいっぱいになる量を毎日干しているのでこれも影響していますが、減らすことは難しそうです。

せめて、室内に排湿しないといわれる日立製のドラム式洗濯乾燥機で乾燥まで行えば、室内干しの量もかなり減るので、我が家には効果的かもしれません。

ただ、乾燥機による衣類へのダメージも気になるし、排湿しない構造の日立製のドラム式洗濯機の信頼性がいまひとつです。

そしてなにより今使っている洗濯機はまだ5年ほどしか使っていないのでもったいない(これが一番の理由)

 

サーキュレータで空気を循環

今考えているのが、サーキュレータで玄関へ空気を送ることです。

リビングの窓が結露しにくいのであればその空気を玄関へ送れば環境としてはよくなるはずと見ています。

ただ、結露は夜中とか早朝に起こるので、寝てる間にサーキュレータを運転しなくてはならないので音の問題が気になるところです。

近いうちにこれもやってみたいと思います。

 

失敗と反省点

これらの失敗を踏まえて、これから家を計画中の方向けの反省点をまとめてみます。

浴室の排気換気扇はなくさない

以前、記事にした24時間換気についての内容の通り、冬は加湿のためにお風呂の湿気をとりこむことが効果的で、夏は外気の湿気をとりこまないようにすることが効果的とのことから、「使わない換気扇なんてエネルギーロスでしかないから必要ないんじゃないか」と考え浴室の排気換気扇をなくしました。

全熱交換換気扇は意味がない!?
どうもバタピーです(^^)/先日、初めて低燃費住宅の構造見学会に行ってきました!低燃費住宅を知ってから1年弱たちましたが、実は実際の建物の構造を見たことがなかったのです。。。( ゚Д゚)なので、今回はやっと見れるということでジロ...

しかし、こんなにも低燃費住宅の建物の調湿性(というか加湿性)が高いとは思いませんでした。

まさか冬に除湿したくなるとは笑

 

一般的な過乾燥するといわれる気密高断熱住宅であればうまくいったかもしれませんが、低燃費住宅(ウェルネストホーム)で建てる方は浴室換気扇はつけておいたほうがいいです。

おそらく新築後数年したら湿度も落ち着いて浴室換気扇の出番はなくなるかもしれませんが、新築初期は湿度コントロールのためには必要そうです。

ま、なくすなんて人はほとんどいないでしょうけど笑

 

玄関にも空気が回りやすい間取りにすれば良かった

サーキュレータで対策する必要がないように、玄関にも空気が循環するような間取りにできたら一番良かったです。

我が家の間取り図で説明しますと、

緑色の線が24時間換気の経路で、点線は局所換気です。

赤い線はエアコンの送風方向です。

そして青い線で囲った窓が結露した窓です。

 

これを見ると一目瞭然、玄関が取り残されてます。。。

間取り検討中は、図面に穴が開くほどこの図を見ていたのに気づきませんでした。

間取り検討中の方、空気の流れは重要ですよ!

 

必要性の低い窓はつけない

我が家は結構、窓の大きさを小さくしていますが、必要のないところにはつけないと割り切るのもいいと思います。

特に我が家はお風呂に窓がありませんが、これはよかったと思ってます。

掃除する手も手間も省けますし、湿気の高い場所ですから結露のリスクも高いかもしれません。そうなると脱衣場もいらなかったかなとーとか、トイレもいらないかもなーと考えてましたが妻に反対されたので、窓はついています笑

今回問題となった玄関の窓は明りとりのためですが、玄関は人感センサーで照明がつくようになっているので、人がいれば常に照明がつくことになります。

そうなると、ここも窓はいらなかったのかもしれません。

その窓の必要性を考慮して、昼間にいる時間が多いリビングは大開口にして他は最低限にするといいかもしれません。

 

まぁこの辺は人それぞれ考えが違うので、参考にしてもらえればと思います。

上記で挙げたような対策案もこれから実行する予定なので、その結果もまた報告したいと思います。

 

それではまた(^^)/



※ランキングに参加しています
↓↓ついでにクリックして頂けると更新の励みになります↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

  1. neco より:

    初めまして。necoと申します。

    上棟された後くらいから楽しく読ませていただいております。
    中々きっかけがなく書き込まなかったのですが、実は私も同じ工務店で新築計画中なんです。さらに実はご近所なんです、今の住まい。今度ピンクのアパートを散歩がてら探していただけたらと思います(笑)

    ちょうどこの記事のアップされた翌日が最後の追加工事契約でした。もはや手遅れな段階ながら空気の流れを確認しました。
    色々考え尽くしたつもりでいても、空気の淀む場所がないか、までは気がつきませんでした。ありがとうございます。

    我が家も湿度にこだわって決めたのですが、湿度の計測は難しいですね!
    20℃の場合、RHが50%を精度5%で計測してもVHは計算上1.0g/m3近く誤差が出てしまう(はず)ですよね。。
    しかも一般的な湿度計は狂いやすいと聞きます。
    どうしたらロングランで正確な湿度をロギングできるか模索中です。

    長文になってしまいましたが、これからもブログ楽しみにしています!

    • バタピー より:

      necoさん

      コメントありがとうございます!
      なんとご近所さんでしたか!
      今度娘と散歩しながら捜索してみますね笑

      この記事は最初の冬のうちに書きたかったのですが、気付いたら今になってしまいました、、、
      湿度計測は難しいですねー、やはり「おんどとり」のようなある程度コストを払わないと精度良く記録するのは難しそうです。
      私が今使っているデータロガーも、季節が変わるたびに校正が必要な感じなので。
      まあ素人には十分ですけどね!
      温湿度計は、記事でも取り上げたかもしれませんが、みはりん坊WかINKBIRDのITH-10がおすすめです。

      新居の完成楽しみですね!
      もし見学会の予定があったら、都合がつけば私も参加したいです!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました