どうもバタピーです(^^)/
先日、記事にした温湿度計の精度についてですが↓
記事の中で高精度な温湿度計「みはりん坊W」を壊してしまったと触れました。
2F吹き抜けの腰壁の上に一時的においていたところ、誤って触れてしまい吹き抜けから1Fへ落してしまったのです。。。( 一一)
↑ご臨終となりました。。。
そこで、せっかくなので高精度だという理由の真相を確かめるべく、この「みはりん坊Wを分解調査」してみることにしました。
低燃費住宅仲間のI様からの情報提供で、みはりん坊WのメーカーであるA&Dに問い合わせしたところ、先日の記事で紹介した高精度なセンサーを使用しているとのことでした。
そのセンサーがどんなものか確認したいと思います。
本体裏側を見ると小さいビス4本が見えるので、これをとれば簡単に開けられそうです。
電池も外して。
パかっと開くと基盤がでてきます。
ケースから取り外して裏返すと液晶部分が見えます。
私が吹き抜けから落としたことにより、液晶部分の角2か所が欠けてしまったようです。
液晶が欠けただけなら大丈夫じゃないか?と思いまいしたが、
どうも、液晶自体に接点があり、ピンク色の部品を介して基盤とつながっているようです。
つまり接点が欠けてしまっているので、私には修復不可能です。。。
さて、お目当ての温湿度センサーを探しましょう。
そうも赤丸の黒い部品が温湿度センサーのようです。
「SHT20」と記載がありますね。
前回の記事では「SHT21」とメーカから回答があったとお伝えしましたが、担当者の勘違いか、コストダウンを図ったようですね。
HPを見るとこれらは、センシリオン社の「SHT2x」シリーズの製品のようです。
ちらっと調べたところセンシリオン社は信頼性の高いブランドで、精度も良いし価格も少しお高めのようです。
このシリーズにはローコスト、標準、ハイエンドとありますが、みはりん坊wに使われているのはローコストのセンサーになるようです。
しかし、湿度の精度は±3%と悪くはないですね。
ハイエンドになると、±1.8%なのですごくそそられますが、米粒程度のこの部品がネットで検索すると1000円以上しるようなので、ちょっと躊躇しますね。。。
自己責任になりますが、将来劣化してセンサーの部分だけ「SHT21」あたりに交換するとコスパ良くていいかもしれません。
センサーが小さいので、はんだ付けスキル高くないと難しそうですが。。。
ということで、みはりん坊wはセンシリオン社の「SHT20」という湿度精度±3%と信頼性の高い温湿度センサーを装備していることがわかりました。
商品自体の仕様には湿度精度±5%と書いてありますが、センサはもっといい数字なので。なぜか謙遜しているようですw
その上、絶対湿度も表示してくれて、価格も手ごろなのでいい商品だと思います。
コメント
こんにちは!
センサ単品の精度に、半田付けなどの製造のばらつきを考慮しての±5%精度なのでしょうね。
みはりん坊Wにロガー機能がついたら完璧なんですけどね!
necoさん
こんにちは!
みはりん坊wにロガー機能は最強ですね!
でも、この商品も結構売れているでしょうから、ロガー機能付きがでるのも時間の問題じゃないでしょうかね?
もう発売してから7年もたってるみたいですし。
バタピーさん、
そういうニーズに対する応答は日本製品は遅いですよねー。。
みはりん坊Wの会社ならAD-5696
https://www.aandd.co.jp/products/electronic/hygrothermograph/wbgt_monitor/ad5696/
という選択肢になると思います。
こちらの湿度センサはセンシリオンのものよりも良いのだとか(書き間違えているかもしれません!)
メーカー校正も可能ですが費用は1万円くらいとのこと。。