どうもバタピーです(^^)/
高精度な温湿度計&データロガーを探す旅の続編ですw
前回は「みはりん坊w」を分解調査したところ、センシリオン社のSHT20という湿度精度±3%のセンサを使用していました。
そして、今回の分解調査対象はコチラ↓
Inkbirdの「ITH-10」です。
みはりん坊wの存在を知る前に購入した温湿度計です。
アマゾンでは同じ商品なのに購入ページが2つあって、湿度精度の表記が±3%と±5%の2つがあることを購入した後に気づきました。
±3%の精度と値段が安いので購入したのですが、Inkbirdのホームページを見ると湿度精度は±5%が正しかったようです。。。
出典:https://www.ink-bird.com/products-data-logger-ith10.html
さて分解です。
まず電池カバーを外します。
裏面に小さいビスが4つあるのではずします。
ぱかっと開きました。
基盤を止めてるビスが5本あるのでこれを取ります。
基盤が外れました。
温湿度センサーは基盤の左側の白くて四角い部品かな?
ひっくり返してみてみましたが、品番等は見当たりません。
正直、みはりん坊wに使われているようなセンサよりも安っぽい印象ですね。
これは確かにホームページにも書いてあるように精度が高いものではないかもしれません。
アマゾンでは2つヒットしますが湿度精度±3%と記載のページがあるので気を付けましょう↓
ということで、INKBIRDのITH-10のセンサが何かはわかりませんでしたが、おそらく湿度に関しては高精度な温湿度計ではないと推測します。
確かに実際に使用していて、ITH-10はみはりん坊wより常に湿度が1~2%前後低い値を示していることが多かったので、私の間隔にも一致する点があります。
もちろん個体差もありますし、劣化や衝撃等で誤差が広がるので、校正を実施しているわけではないので一概には言えませんが、みはりん坊wの方が優位性はあるなと感じます。
しかし、みはりん坊wより安いですし、絶対湿度まで表示する必要がないのであればこれで十分だと思います。
それではまた(^^)/
コメント
バタピーさん、
毎度、興味深い分解情報ありがとうございます!
SHTシリーズのような静電容量型ではなく抵抗変化型のようですね。
https://product.tdk.com/info/ja/products/sensor/sensor/humidity/technote/tpo/index.html
抵抗変化型の方が安いみたいですね。
とはいえITH-10は某設計事務所でも紹介されるくらい精度は良いはずですよね。
誤差は経年変化かもしれませんね。
necoさん
こちらこそ毎度、貴重な情報提供ありがとうございます!
そのような種類の違いがあったんですね!リンク先の説明では抵抗変化型は安く作れる上に、劣化もしにくいようなのでコスパはすごくいいかもしれませんね。
静電容量変化型と抵抗変化型で劣化具合がどう変わるか興味でてきました!