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スマートリモコンで室内の温度湿度を自動調整する方法(スマートリモコン選び編)

switch bot hub mini1 オススメ商品
この記事は約11分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

 

高気密高断熱な家に住んで2年以上たちまして、快適な住環境には非常に満足していることはこれまでの記事からもわかっていただけるかと思います。

もちろん安い住宅ではないので快適なのは当たり前でしょと思うかもしれませんが、何も知識武装せずに住宅展示場できらびやかな装飾の大手ハウスメーカーのモデルハウスに惹かれて契約してしまうと、高い割に暑くて寒くて短命な住宅を購入することになります。(一条工務店を除く)

まあちゃんとメンテナンスすれば寿命は延びますが、メンテナンス費も高いのでその負担が後々かかってくることを覚悟する必要があります。

要は性能とコスパのバランスが悪いんですね。

同じ金額かかるなら快適な方が当然良いので、最低でも高気密高断熱にすると満足度は高まると思います。

国もやっと省エネ基準適合義務化へ動き出しましたしね。

デザインも重要ですが、性能の優先度も上げていきましょう。

 

が、しかし。

私も今住んでいるこの高気密高断熱住宅に不満な点があります!笑

まあこれは、家を建てる前にいろいろ勉強したせいか過度な期待をしてしまったことが原因ですね。。。

その不満が何かと言いますと、

「温度湿度の調整が面倒」

 

え?高気密高断熱な家って勝手に快適になるんじゃないの?って思っている方ががいましたらそれは思い込みです。

高気密高断熱住宅は、「冷暖房・換気・生活スタイル」をうまく運用しないと不快になります!

確かに、普通の住宅よりは空調がよく効くので調整しやすいですが、あくまで「普通の住宅よりは」です。

まあ結局どこまでこだわるかにもよると思いますが、高気密高断熱住宅に住んでより快適を求めてしまう私にとっての理想は「何も考えずに住んでるだけで快適」になることです。

しかし、冷房や暖房を使わない中間期は日射が入りすぎると室内が暑くなりすぎたり、換気量が多いと梅雨時期や夏はジメジメしてしまうし、冬は過乾燥になってしまいます。

なので、エアコンのオンオフしたり、窓開けたり、換気量調整したり、日射遮蔽のシェードを上げ下げしたりといった、高気密高断熱住宅を住みこなすためのコツっていうものがあるんですね。

この辺は以前記事にしてるものを参考にしてもらえればと思います↓

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自動で室内の温度湿度を調整する方法

これらのコツを知っていれば快適に過ごせますが、より簡単に無意識のうちに空調や日射を自動制御してくれたら理想的だろうなと考えまして、ここ1年くらい運用している方法を紹介します。

結論から言いますと、「スマートリモコン」でエアコンや換気設備を自動で動かしています。

スマートリモコンって何?という方はググったり、youtubeを検索すればすぐにでてくるので調べてみてください。

簡単に言うと、今使ってる家電のリモコンをスマホのアプリに登録して、スマホで家電を操作したり条件を指定して自動運転させたりと、家電を一括管理できるものです。

switch bot hub mini1

出典:https://www.switchbot.jp/hub-mini

※一般的なスマートリモコンは「赤外線リモコン」に対応しているためFireStickTVのようなbluetoothリモコンには対応していませんのでご注意を。

 

このスマートリモコンを利用すると、「指定した時間」「指定した温湿度」等の条件を設定し、「指定した条件になったら家電に信号を送る」ということが可能になります。

私が考えたのは、温湿度計が室内の温湿度を検知して、エアコンの設定温度や風量、24時間換気の運転モードや風量を自動で調整できないかということです。

スマートリモコンを使えばスマートリモコンが司令塔となって、温湿度計とエアコンや換気設備との橋渡し役になってくれるというわけです。↓イメージ

スマートリモコンで空調管理イメージ1

 

スマートリモコンを使う必要性

エアコンにも温度センサーはついていますが、高気密高断熱住宅の特性を考慮したエアコンというのは少ないです。(むしろ実用的な機種は存在しないかも)

例えば、連続運転したいのに勝手に止まってしまうことが一番ネックに感じています。

エアコンの温度センサーはエアコン本体についていて、エアコンが設置されているエリアの室温が設定温度になったらサーモオフ(運転停止)してしまいます。

そうすると、エアコンから遠く離れた部屋との温度差が生まれます。

高気密高断熱住宅であれば全ての部屋間の温度差は少なくなりますが、例えば我が家では1Fの寝室と2Fの部屋で2℃ほどの温度差が生まれることがあります。

1Fフロアは23℃で丁度良いが2Fは25℃で暑い。。。

高気密高断熱住宅に住むと室温と湿度に敏感になるので、2℃程度の温度差すら不快に感じてしまう贅沢な悩みが生まれてしまいました笑

最新のエアコンの最上位機種には床面温度を検知したり、障害物の向こうにも風を送ったりできるような機能もあるようなので、それで改善できる可能性はあります。

ただ、我が家はエアコンをケチって中級機種と下級機種を選んだので、その効果を確認する術がありません。。。

もちろん日射の影響もありますが、エアコンの温度センサーで制御するのではなく、各部屋に設置された温湿度センサーで制御できればより快適になるのではと考えました。

間取りでもその必要性は変わってくますし、コンパクトな家程有利なので、妻の荷物を減らして床面積をできるだけ減らせばより必要性は少なくなるかと(^^)

 

使用しているスマートリモコン

Nature Remo 3

 

我が家で使用しているスマートリモコンは2つありますが、1つ目は「Nature Remo」です。

最近、最新型の「Nature Remo 3」が発売されていて我が家もそれを使っています。

以前は同社の「Nature Remo 2」や「Nature Remo mini」も使用していましたが、通信安定性が向上したとのことで「Nature Remo 3」に乗り換えました。

Nature Remoはスマートリモコンの中でも有名で、動作が安定しているのでおススメです。

アプリのボタンレイアウトが自由にできないのが少し難点ですが、そのうちバージョンアップで改善してくれることを期待します。

 

Switchbotハブミニ

以前おススメの温湿度計としてswitchbot温湿度計を紹介しました↓

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そのswitchbot温湿度計と同じシリーズでスマートリモコンが発売されており、それがswitchbotハブミニになります。

 

こちらもNature remoと同じようなものですが、私がこれを使用している一番の理由は、既に使っているswitchbot温湿度計と連携ができるからです。

switchbotの温湿度計は高精度でロガー機能もあることからおススメしておりますが、どうせならこの温湿度計の値を利用して、エアコンや換気の調整をしたい!

そうすると、switchbot温湿度計単体ではダメで、同社からでているこのswitchbotハブミニを利用することで温湿度計の値を利用することが可能になるのです。

それに加えて我が家の場合、リビングのスマートリモコンの赤外線信号が届かない部屋に換気装置の受信部があるので、必然的にその部屋にもう一台スマートリモコンが必要になるので、こちらを導入しました。

 

「Nature Remo 3」と「switchbotハブミニ」の違い

両者の違いが気になるところだと思いますが、使う人によって何をやりたいか、何を重視するかによって変わってくると思います。

そこで、私が感じる両者の違いをまとめると下記の表になります。

 Nature Remo 3switchbotハブミニ
通信安定性
アプリの使いやすさ、見やすさ
オートメーション機能
拡張性
サポート

 

通信安定性

通信安定性は「Nature Remo 3」が優位です。

と言いますのも、「switchbotハブミニ」はごく稀にですが接続が途切れてしまって、アプリから指示をしても動かないことがあります。

調べてみると、「switchbotハブミニ」の電源ケーブルをつなぐUSBアダプターの出力が関係しているらしく、出力が5V1A以上を推奨しています。

そのため、「switchbotハブミニ」のためにAnker製のUSBアダプターを購入すると通信安定性がアップしてかなり改善されました。

しかし、たまにファームウェアのバージョンアップがあると、バージョンアップをするまで接続がきれた状態になってしまうので、そのあたりは少し気を付ける必要があると思います。

そのため現時点では「Nature Remo 3」より通信安定性は若干劣っています。

ただ、wifiの電波の強さや機器の配置が影響することも考えられるので参考程度にしてください。

 

アプリの使いやすさ、見やすさ

アプリの使いやすさはどちらも甲乙つけがたいですが、個人的には温湿度の値を確認することが多いので、接続機器の一覧画面の温湿度の見やすさは「switchbotハブミニ」の方が見やすいと感じます。

「Nature Remo 3」と「switchbotハブミニ」の違い1

上の写真を見てもらえればわかりますが、左側のswitchbotの方は各部屋の温度・湿度の両方が表示されていて見やすいです。

右側のNature Remoに関しては温度しか表示されておらず、かつ、温度の精度も悪いです。(同じ時間に画面キャプチャしておりますが、2℃近く違います)

switchbotは高精度のセンサーを使用している上に温湿度計が別体なので好きなところに配置できますが、Nature Remoはスマートリモコン本体に内蔵されているセンサーで計測しているので、赤外線リモコンが家電に届く位置にしか設置できず、配置の自由度も悪いです。

 

オートメーション機能

スマートリモコンを導入する最大の理由がこのオートメーション機能になります。

どんなことができるのかというと、時間指定で家電をオンオフしたり、GPSでスマホの位置を検知して家から離れたら家電を一斉にオフにしたりすることができます。

その辺の基本的な機能は両者とも大差ないのですが、より詳細な設定をしたい場合は「switchbotハブミニ」に軍配が上がります。

「Nature Remo 3」と「switchbotハブミニ」の違い2

上図のようにswitchbotは発動条件を複数設定できるのに対して、Nature Remoは一つしか設定できません。

例えば、「室温28℃以上・湿度60%以上」になったらエアコンをオンにしたいといった複数条件の設定ができません。

部屋の快適性は温度だけでなく、湿度も影響が大きいので両方を考慮した条件に設定したい場合はswitchbotの方が良いでしょう。

 

拡張性

拡張性は現時点ではswitchbotシリーズの方がスマートプラグや、温湿度計等いろんな製品が発売されていますので、switchbotの方が拡張性は高いです↓

「Nature Remo 3」と「switchbotハブミニ」の違い3

出典:https://www.switchbot.jp/

 

Nature Remoは、スマートリモコンと電力をモニタリングするNature Remo E、カーテンを自動で開け閉めしてくれるmornin'plusという主に3つの製品のみです。

まあ今後両者とも増えては来ると思いますが、現段階では個人的にはswitchbotの方が魅力的な製品は多いですね。

ただ、Nature Remoもニッチな製品を作ってるので今後にも期待ができます。

サポート

サポートセンターに両者とも問い合わせたことがありますが、どちらもきちんと対応はしてくれるので問題ありません。

ただ、甲乙つけろといわれたらswitchbotハブミニかなと私は感じます。

というのも、Nature Remoはメールでのやりとりでしたが、若干返信に時間がかかっていたのに対して、switchbotは返信のレスポンスがかなり良かったです。

switchbotアプリからチャット形式でのやり取りもできるので、話の流れもわかりやかったです。

なので、どちらもサポートは良いのですが、優劣つけるとこれまたswitchbotに軍配が上がります。

 

おススメはswitchbotハブミニ

これまでの私感と表を見ても一目瞭然ですが、おススメは「switchbotハブミニ」になります。

 

通信安定性以外は評価が高いので私がおススメするならswitchbotになりますが、あまり複雑な操作や設定はしないのであればnature remoでも良いでしょう。

初心者にはnature remo、マニアにはswitchbotハブミニといったところでしょうか笑

 

ちょっと長くなってしまうので、次回からスマートリモコンと各機器の連携方法を紹介しようと思います。

それではまた(^^)/

 



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