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全熱交換換気扇は意味がない!?

空調・換気
この記事は約10分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

先日、初めて低燃費住宅の構造見学会に行ってきました!

低燃費住宅を知ってから1年弱たちましたが、実は実際の建物の構造を見たことがなかったのです。。。( ゚Д゚)

なので、今回はやっと見れるということでジロジロ見てきました!

ユーロサッシの取り付け、気密処理、タイベックスマート、緑の木、セルロースファイバー等々いろいろ説明をしてもらいました!

ここまで見させてもらうと、もっと見えないところが見たくなってきましたね笑

モイスやヴェントサンの気密処理や取り付け、玄関周りの断熱構造などまだまだ気になることはたくさんありますねー

とは言っても既に私の新居も着工してますから、今更知ってもあまり意味はないかもしれませんが笑

さて、今回取り上げるのは24時間換気の「全熱交換換気扇」についてです。

これはとあるブログを読んで、「確かに!」と激しく納得したことがきっかけです↓

CFがないとNGな第一種全熱交換換気の復習 
超高断熱住宅には必須な熱交換型換気システム・・・。その中でも全熱交換タイプが旬と取りざたされておりますが、本当にそうでしょうか?今年の2月にご紹介した表です。なぜCFを設置しないと役たたずな第一種全熱交換換気の復習をします。

こちらは設計事務所のブログですが、非常に勉強熱心でなかなか面白いです!

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衝撃の事実:全熱交換換気扇は意味がない!?

上記のブログの内容の繰り返しになりますが。

まず、ご存じのとおり熱交換換気には「顕熱交換」と「全熱交換」の2種類あります。

顕熱交換:空気中の熱(温度)を交換

顕熱交換は温度のみの交換なので、夏は外気の湿気を室内にそのまま通し、室内の除湿した空気もそのまま排気されるため室内の湿度は高くなります。

同様に冬は外気の乾燥した空気が室内に入り込み、室内の加湿された空気はそのまま排気されるため室内は乾燥します。(正確には暖房で温度が上がるので相対的に湿度も下がります)

つまり、室内の温度は保てるが湿気は入ったり逃げたりします。

全熱交換:空気中の熱(温度)& 水分(湿度)を交換

全熱交換は温度のみではなく湿度も交換できますので、夏は外気の高湿度の空気と室内の除湿された空気を交換し、室内の湿気をある程度保つことができます。

この特徴から、一見すると全熱交換の方がいいと思いますよね。

まあ当然湿度も交換できればそれが一番いいのですが、全熱交換にはデメリットがあり、臭いやウィルス等も交換してしまうようなのです。

そのため、臭いが戻ってきては困るトイレには採用できません。

それと浴室も湿気どころか水蒸気が大量にでるため、熱交換素子がダメになるようで、浴室にも採用できません。

キッチン(レンジフード)は風量が大きいので熱交換はやりにくいようです。

そのため一般的にはトイレ・浴室・キッチンは熱交換無しの排気のみの換気(第3種換気)を採用することがほとんどです。

しかし、風量が必要なキッチン(レンジフード)は別として、理論上はトイレ・浴室は顕熱交換換気なら採用ができるみたいです。

トイレ・浴室・キッチンの換気扇による温度ロスが大きい

ここで問題となるのが、このトイレ・浴室・キッチンの換気扇は換気量が多いため度のロスが大きいということです。

このロスの度合いを示してくれたのが前述のブログです。

家全体の換気量に対して熱交換される換気量はざっくり言うと、全熱交換換気顕熱交換換気1/3(35%)しか熱交換ができないそうなんです!

前提条件として、

  • 顕熱交換換気は24時間換気・トイレ・浴室に顕熱交換を採用
  • 全熱交換換気は24時間換気のみに全熱交換を採用。
  • いずれも(キッチンのレンジフード以外は)24時間稼動

という条件です。(詳細は前述のブログを参照ください)

バタピー家では24時間とまではいきませんが、料理中はキッチンのレンジフードを回しっぱなしにしたり、入浴後は翌日の朝まで(あるいは1日中)換気扇を回しっぱなしにしているので、かなりの温度ロスをしていることに気づきました!

もし高気密高断熱の家でも同じような生活スタイルを取った場合、せっかく24時間換気に全熱交換を採用しても、トイレ・浴室・キッチンの排気換気による温度ロスが大きく全熱交換換気を使う意味がありません。。。

換気をたくさんすることが良いことだという先入観からそうしていましたが、換気の方法によってはとてももったいないことをしているんだとわかりました。

ちなみにトイレ・浴室・キッチンを24時間稼動の「常時換気」ではなくて「都度換気」にしたとしても、全熱交換換気の方が効率は悪いようです。

どんな換気の仕方が良いのか?

じゃあ全熱交換換気を採用する場合はどうればロスが少なくなるのか。

そのブログの家では、全熱交換換気は前述の通り不利にもかかわらず、全熱交換換気を採用しています。

しかし、ある工夫をすることで熱交換割合を倍以上に改善しています。

その方法をそれぞれ紹介します。

浴室:排気換気扇は使わない&室内循環ファンを使う

設置4ヶ月後のCF(お風呂循環ファン)
UBの上部に取付けたCF。とても効果的に空気を循環させる。お風呂場乾燥の革命と言われそうなCF(お風呂循環ファン)・・・使って4ヶ月目のオーナーさんに使い心地を尋ねると、「直ぐに乾くし全く問題ない」とのこと・・・

ここで言う室内循環ファンとは上記のブログにあるような、部屋と部屋の間の壁に設置された換気扇のことです。

これを「脱衣場」→「浴室」への吸気に使い、浴室の排気換気扇は使用しないというのが熱交換換気効率を上げる工夫のようです。

確かに乾燥する冬場は、せっかく浴室からでた水蒸気をそのまま排気するのはもったいないですよね。

だから、排気換気扇を使わずに浴室ドアを開けて、脱衣場から浴室への吸気(室内循環ファン)を利用することで、浴室内は乾燥し、浴室内の湿気を脱衣場やその先の部屋へ効率的に送り出すことが可能となるわけです。

しかもこのブログでは通常の排気換気扇は必要ないとまで断言しています!

そこで気になるのが夏です。

夏は湿度が高くなるため浴室の湿気を室内に取り込むのは、ちょっと怖い気がしていました。

室内循環ファンによって浴室内は乾燥するかもしれないが他の室内の湿度が高くなってしまうんじゃないかという疑問があるからです。

しかし、夏場でもそのようなことはないようで非常に快適な状態を保っている実績がしっかりあることから、その心配はないようです。

ただ、私はこの方法を聞いたことがなかったため少し不安なので、浴室換気扇をなくすことは怖いのでやめておきます。

もし、使ってみて大丈夫そうなら排気換気扇部分を埋めてしまおうかと笑

掃除が楽になりますからね!

(11/30 修正)

理由はコチラ↓のページで説明してくれています。

https://arbre-d.sakura.ne.jp/main/column/1-2/

要は、夏場に浴室の換気扇を使うと確かに浴室から空気は排出されるが、室内が負圧になるため排出した同じ分だけ建物の隙間から外気の湿った空気を引き込むことになる。

このときの熱量がものすごいんです。

入浴後、浴室の排気換気扇を使わず室内循環ファンを利用して、浴室の湿気を室内に取り込む場合の熱量を「1」とした場合。

通常の排気換気扇で外気から夏の空気を引き込む熱量はなんと「30」にもなるようです!

夏に浴室の排気換気扇を使うと室内循環ファンの「30倍」の熱量が発生。

そう聞くと排気換気扇を使う気がしなくなりました笑

じゃあなぜ、今の通常の排気換気扇で浴室は乾くのかというと、風が通っているからです。

ならば対策は簡単で、浴室から排気するのではなく浴室へ吸気をすればいい、という理屈です。

ちなみに浴室にも顕熱交換換気を採用しているなら、前述のブログの計算の結果からここで紹介するような対策は必要ないようです。

トイレ:タイマーを使う

上記の熱交換の換気量の計算ではトイレの換気を24時間稼動した場合を前提としているので、これもロスが大きいです。

トイレは臭いの問題で全熱を採用できないので通常の排気換気になりますが、その際の稼働時間を短くすることが重要です。

そのためタイマーを利用して5分とか10分とかで自動的に換気が停止するようにします。

こちらも、顕熱交換換気を採用しているならタイマーの必要はないようです。

キッチン(レンジフード):室内循環型換気扇を使う

レンジフードは排気換気扇が主流ですが、「室内循環型換気扇」というものを採用すれば廃熱が0になるので全体としてもかなり効率は上がりそうです↓

(引用元:https://www.fjic.co.jp/rk/about.html)

しかし、こちらは調理ででた汚れた空気をフィルターを通して室内に循環させているためフィルターのメンテナンス費用がかなりかかるらしく、熱交換効率アップによる冷暖房費の削減効果としっかり比較しないとメリットがあるかはわかりません。。。

ざっと調べた感じだとあまり経済的メリットはなさそうでしたけど、詳しい方いたら教えてください!

よって現段階では、強い臭いや煙がでる料理の時だけレンジフードを運転し、極力レンジフードを回さないことで冷暖房の効率を落とさないことが今のところの最善策かなーと考えます。

顕熱交換式ならキッチンやリビングの臭いなんていずれ24時間換気が消してくれますしね!

その臭いに関してはこちらのブロガーさんが証明してくれてます(^^)↓

ついにやってしまいました「おうち焼肉」!! 漆喰の消臭効果は…
こんにちは、嫁子です(•ө•) 先日、お友達家族と一緒に、我が家で遂に入居後初の「おうち焼肉」をしました。 友…

ただし、全熱交換式の場合の臭いの残り具合はわかりません。。。

結局、全熱交換と顕熱交換どっちがいいの?

ここまでの内容はあくまで私が考える全熱交換式の24時間換気を使う場合の方法です。

住宅の換気方法はさまざまな方式があり、その地域の気候によっても大きく変わります。

そのため一概に全熱交換がいいとも言い切れません。

その証拠に低燃費住宅(ウェルネストホーム)は顕熱交換式(ヴェントサン)を採用しています。

これはあくまで私の予想ですが、家の調湿機能が高いため全熱交換式を採用しなくても、湿度を維持できるからではないかと推測しています。

私はまだ建築中なので体感はしていませんが、諸先輩方のブログを拝見すると湿度コントロールがしやすく快適にすごせているようですしね!

2019/04/07 追記↓

「通りすがりの者さん」からの指摘で低燃費住宅標準の24時間換気ヴェントサンは顕熱交換式ではなく全熱交換式でした。

ヴェントサン1

風量20m3/h時で、温度交換効率87%、湿度交換効率36%ということで間違いなく全熱交換式ですね。失礼しました。

ただ、湿度交換効率が36%と低いことから湿度の維持能力は高くはないようです。

スティーベルは風量15m3/h時で、温度交換効率91%、湿度交換効率は単独で表記されておらず、温度湿度併せて(=エンタルピー交換効率:全熱交換効率)暖房時で86%ということだそうです。↓

https://www.nihonstiebel.co.jp/assets/pdf/products/air_conditioning/lt50pro-test.pdf

ヴェントサンのHPでは温度湿度合わせたエンタルピー交換効率(全熱交換効率)の記載がありませんが、スティーベルと比較すると湿度交換効率が低そうなので、エンタルピー交換効率(全熱交換効率)も低いと想像します。

でもだからといってヴェントサンの方が性能が悪いと言っているわけではありません。

スティーベルを採用した我が家では冬でも過乾燥ならぬ過加湿状態になるので、低燃費住宅(ウェルネストホーム)との相性としては、むしろ湿度交換効率の低いヴェントサンの方が良かったんじゃないかとさえ感じているからです。

何事もバランスが大事ということですね。

事例は少ないかもしれませんが、24時間換気が顕熱交換式の場合は、トイレや浴室も排気換気から顕熱交換換気にすることでさらに効率良く換気ができるかもしれません。
(ダクトレスが採用できるかはわかりませんが。。。)

以上のことから、全熱交換式を採用するのであれば、レンジフード・浴室排気換気扇・トイレ換気扇の運転時間を極力最低限にして、無駄に外気を取り込まないようにすることができれば、全熱交換換気のメリットを最大限生かすことができると思います。

この生活スタイルで運用できるのであれば、全熱交換式が個人的にはおススメですね。

ただし、換気をどうするかで悩むよりまずは躯体の断熱気密性が高くないと換気は機能しませんので、躯体性能を上げることを第一に考えましょう。

今回、換気に関して色々検討しましたが最適なものが何かと考えるのは素人にも中々ハードルが高いですね。

だからこそ、自分のニーズに合ったものを考えて納得できる換気方法を選ぶことが重要かと思います。

低燃費住宅(ウェルネストホーム)は顕熱交換式が標準なのになぜ全熱交換式について取り上げたのかは、またそのうち更新したいと思います笑(^^)/



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コメント

  1. hu-hu∴嫁子 より:

    こんにちはー(﹡ˆ︶ˆ﹡)
    リンク貼っていただき、ありがとうございます♪

    我が家も以前の賃貸時代までは、浴室やキッチンの換気扇は基本つけっぱなしていました。TNPに引越して温湿度の安定した暮らしに慣れてくると、浴室・キッチンの3種換気使用では外気がそのまま入ってくるのをモロに実感するようになり、必要最低限しか使用しない生活にシフトしました(^。^)入居前から、これら換気扇の使い方までしっかりイメージしてご理解されているのはすごいと思います!低燃費住宅は何も考えずに過ごしていても十分に快適なんでしょうが、特性をよく理解して住みこなすと更に省エネで快適に過ごせるなぁと実感するこの頃です(﹡ˆ︶ˆ﹡)

    • バタピー より:

      嫁子さん
      こんにちわ!
      これも夫婦さんを初め、先輩ブロガーさんたちが情報提供してくれているからですよ!本当に感謝です!嫁子さんの「住みこなす」って言葉が私がやりたいことそのものかもしれません!「住みこなす」しっくりきました笑

  2. 通りすがりの者 より:

    ヴェントサンは全熱交換ですよ。

    • バタピー より:

      通りすがりの者さん

      コメントありがとうございます!
      確かにホームページを確認したら全熱と記載されてました!私の勘違いだったようです。後ほど記事を訂正させていただきます。ご指摘ありがとうございました。

  3. 電気工事士 より:

    床下エアコンを行うように、自分で工事を行ってる最中です。
    「吸気排気はどれくらい必要なのか」から興味を持ち、新潟「緑の家さん」からたどり着きました。
    この全熱交換をもっと勉強して、家に取り入れようと思ってます。(電気工事士です)

    教えて頂いたお礼として、ドイツでこちらのIHコンロを購入して、循環排気を行ってます。
    「AEG – ComboHob – IDE84241」
    購入の経緯は、全熱交換問題でなく、IHコンロは高場所レンジの排気に無意味な事と
    I型キッチンに、フードレンジは見苦しい からたどり着きました。
    高い物ではございません。 アマゾンドイツで150ユーロで
    他でもっと安く買えます。 ですが日本に送る会社が見つけられなく
    代理送付会社を使ったら、送料が同じくらいになりましたが。。。。
    https://www.amazon.de/dp/B01MS63RJ7/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_tlRaEbC68FNPV

    こちらですと、排気量を減らすことができます。

    匂いも、しないです。 焼き物は「ヘルシオ」「やけむらん亭」使ってます。
    フィルターは1種類は月一で食器洗い機で洗ってます。
    もう一種類は中に4個入ってるのですが
    それはオーブンで200度で20分熱します。 (この翻訳に悩みました。)
    amazonドイツで質問して、使ってる方に答えを頂きました。

    もう一つ、IHなので建築基準上排気は不要です。
    また、木のテーブルに取り付けを行っても建築基準上大丈夫でした。
    このテーブルに、電動昇降足を付け、料理の時は高く、食事の時は低くし食事用テーブルとしても使ってます。
    結局は低いまま料理が多いですが、子供が小さいので危険な為、高くしたりもやはりします、

    • バタピー より:

      電気工事士さん

      コメントありがとうございます。
      換気は奥が深くて、素人にはなかなか難しいです。。。

      それより、こんなキッチンの換気扇があることに衝撃です!
      IHの特性にマッチしてるし、循環換気でエネルギーロスも少ない、食洗機でフィルターも洗える、そして150ユーロは安すぎませんか?笑
      1500ユーロの間違いですよね?
      1500ユーロだとしてもレンジフード込みだと思えば全然安いですね。
      メチャメチャ欲しくなりました笑

      けど、このフィルターはどれくらい持つものなんですかね?
      国産の循環換気レンジフードは結構ランニングコストかかるので気になります。

      • 電気工事士 より:

        すみません。1500ユーロでした。
        代理送付する会社も送料150ユーロですが本当にいいですかと連絡があり
        むちゃ安いな~ ちゃうやろ と思ったらやはり1500ユーロでした。。。。
        ヨーロッパでもIH換気に悩んでる方が多いようで、低い場所に付けるレンジフードが
        流行ってるようですが、背が高い方が多いので、頭に当たるため、このような商品が
        出てきたのかと思われます。
        ミーレなども出してますが、日本の200vは少し低圧で、使えない場合が多いのですが
        AGEは200vでも動いたという、食洗器の情報でAEGを購入しました。
        届いて、200Vで設置し、妻曰く何か変ということで、(何か息継ぎをする感じです)
        UPトランス(これが無い!200V→230Vなんて欲しい人が少ないから無い)
        をオークションで購入して接続したのですが、症状が変わらず こんな仕様なのかと
        yuutubeなどの画像のように、面白いほど蒸気を吸います。
        妻の調理を見てると、CMに使いたくなる光景です。
        フィルターの概念は、日本の今までと違います。永久です。
        私も心配しましたが、何年で変えろということは無いです。
        どうしようもなくなったら、ドイツで買いますが、その頃には日本でも販売してくれることを
        願ってます。フィルターで金儲けもできない時代へと変わろうとしてます。
        だからなのか、ドイツ以外どこでも売ってないです。(近くのユーロ圏なら買いやすいと思いますが)
        日本の技術などと、しがみついてては。。。 こんなに負けてる家電があります。
        こんなフィルター技術があるなら、それなりの会社なら作れると思いますが
        フィルターの金儲けの為か、同様の製品が見えませんね
        食器洗い機、IHと外国が好きなわけではないですが、追及するとこうなりました。
        でも、ヘルシオには驚きました。調理の主役はヘルシオに変わろうとしてます。

        ということで、レンジの排気が無いので無駄な排気が減ります。
        トイレな、人感5分です。 脱衣所の換気扇はは湿度感知で、少しです。
        風呂は24時間(入ってる時一時的に止めるタイマースイッチ付き)
        ですが、勉強させて頂いたので、今後スイッチを逆の1時間だけ動くものに変え
        風呂向けの吸気ファンを付けようと思います。 引戸の為 廊下から吸気
        そこで風呂の排気なのですが、リビングに排気を考えてます。
        風呂終わり、1時間は外排気も行います。
        風呂の水を洗濯で使う為溜めたままでして
        これがネックになってたのですが、逆に湿度をリビングに出したらいいのかと思いました。
        どう思いますでしょうか?

        ちなみに風呂水は、風呂のお湯の出るところの循環器の追い炊きホースを分岐し、
        洗濯機にホースを持って行き、洗濯機風呂ポンプの口に付けてます。
        これで、洗濯毎の、ホース伸ばしを無くしました。

        これらの事から、排気が無くなり、どこで排気すればいいのか悩んでます。
        トイレかな~(1時間:80立法くらいの能力の換気扇)

        吸気は、床下エアコンの自然吸気口に持ってくる予定です(年末休みに工事予定)
        第3換気です。 吸気された空気を温めて床下に送ります。
        床下エアコンの風は、床下にビニールシートを張り風を内周させる全体に行かす予定です。
        どこもこの方法を行ってないですが、これが一番コンクリートを温めるのに効率いいのかと思ってます。
        もちろん、外断熱です。 関西で外断熱は、建設会社誰も知らないので説明に困りました。
        毎週監督してました。本当にスカート入れたのか今でも疑ってますが。。。

        また、循環ファンにも悩んでます。各部屋に付け 隣の部屋や廊下に出そうかと
        2階縦で2階主で住んでるので、熱がノコのスリット切りくらいで上がってくるのか
        循環ファンが必要なのかも悩んでます。

  4. バタピー より:

    レンジフード、私も頭に当たります。。。使ってみて初めて気付いたので、後悔ポイントの1つです。
    しかし、我が家はIHではなく3口ともスーパーラジエントヒータなので、上昇気流は強いと思われるので、このような製品でちゃんと吸ってくれるかがポイントですが、家を建てる前に知っていたら間違いなく選択肢の一つに入れてましたね。

    フィルターが永久とは!やっぱり欧州の環境に対する姿勢は日本とは比べ物にならないですね。
    メイドインジャパンのブランド力の低下も時間の問題だと感じています。

    ヘルシオはオーブンレンジですよね?価格が高くて手はでませんでしたが、そこまで感激されるという点はどこなのでしょうか?
    私から揚げが大好きでよくやるのですが、オーブンでやるといまいちなんですよね笑

    浴室の循環ファンですが、乾燥する時期は 廊下→浴室→リビング で良いと思います。
    脱衣場への排気より広い空間へ排気した方が湿気の拡散スピードは格段にあがるので。
    浴槽の蓋も開けておけばさらにリビングへの加湿量はふえます。
    我が家の場合、脱衣場→浴室→脱衣場ですが、調湿性の高い建物のせいで冬でもリビングは22℃・60%前後を維持しています。
    正直、冬にこれだけ湿度が高いと全熱交換したくありません笑
    窓が少し結露してしまうからです。
    夏は全熱で冬は顕熱に切り替えできるものがよかったのかもしれませんが、各家庭で放湿量は違うのでこれは実際に運用しながら調整するしかなさそうです。

    一方、湿度の高い時期の入浴後は風呂の蓋と浴室ドアを閉めて、外へ排気。
    風呂水利用配管も設置済みのようなので、風呂蓋を開けなくても洗濯機を運転できますね。
    長時間風呂蓋が閉まっているとカビが気になりますが、廊下→浴室への吸気ファンを24時間運転して空気を動かしていればそれほど心配はいらないと思います。

    浴室への吸気ファンですが、現在使っているものが風量が物足りないので工務店さんに違う製品を探してもらっているのですが、ここ半年進展がありません。
    もし良さそうなものがあれば教えていただけるとうれしいです笑

    >これらの事から、排気が無くなり、どこで排気すればいいのか悩んでます。
    最近、新築されたと勝手に思ってますが、24時間換気が第3種換気ですよね。
    でしたら既にどこかにファンがついた排気口があるはずですが、それではダメなのでしょうか?

    >また、循環ファンにも悩んでます。
    電気工事士さん邸も高気密高断熱住宅という前提ですが、もし各部屋の温度差をほとんどなくしたいのであれば、循環ファンを各部屋にもってきた方が効果はありますが、そうすると結局穴があくことになるので音が漏れます。(シャッターつきのものがあれば解決できるかも)
    それが気になるので我が家は部屋間の循環ファンはいれていませんが、普段ドアは開けっぱなしで夜寝る時だけ閉めて、外気-5℃の日でも室温低下は2℃ほどです。

    床下エアコンに吸気して、2階のどこかで排気口を設ければ、理屈上は2階へ暖気は上がっていきますし、高気密高断熱であれば人が主に生活しているフロアの温湿度は上がりやすいですね。
    我が家は水周りと寝室が全て1Fで吹き抜けもあり、去年は2Fのエアコン1台で暖房していましたが、それでも2Fよりも1Fの方が室温は1℃くらい高かったです。
    そう考えると、もし吹き抜けがなかったとしても階段から暖気はあがってくると思いますよ。
    まぁ結局、断熱気密のレベル次第なのでなんともいえませんが。。。

  5. 通りすがりの施主 より:

    はじめまして。キッチンの選定に共感したりといつも記事を楽しく読ませていただいています。
    気になったのですが、浴室にCFファンを採用してサーキュレーターを採用しなかった経緯は何でしょうか?
    素人考えではありますが空気を送り込む、という面では等価のように思えます。

    • バタピー より:

      通りすがりの施主さん

      コメントありがとうございます。浴室のCFファン採用の理由ですが、
      ①間取りの自由度が高くなる
      ②場所を取らない
      ③空気の流れが綺麗
      という点ですね。

      ①については、サーキュレータを置く位置検討が必要になるので、場合によっては脱衣場のドアや収納等の細かいレイアウト調整が必要になるんですが、CFファンは壁に穴開ければいいだけなのでシンプルでいいなと思いました。
      ②については、①と重なりますが、サーキュレータを置く位置によっては邪魔だったり、場所をとったりするのが嫌かなーと思いました。
      ③については、サーキュレータは浴室ドアに向かって吸気しつつ、浴室ドアから排気されます。一方、CFは浴室壁から吸気して浴室ドアから排気されるので吸気と排気がぶつからないので、綺麗に排気できていいなーと思いました。

      まあそこまで大きく差はないと思うので、サーキュレータでも十分ですが、スマートさを求めた結果ですかねw

      • 通りすがりの施主 より:

        丁寧にご教示くださり、ありがとうございました。
        吸気排気の経路については盲点でした。
        自宅の設計では物干し部屋が近くにあるため、どっちにしてもサーキュレータを置くのでこれで代用できないかと思っていたのですが、理由をお聞きして納得いたしました。
        またこれからもブログ記事を楽しみにしています!

        • バタピー より:

          なるほど!確かにサーキュレータ1つで代用できそうですね。でも、せっかくの注文住宅であればCFは大した追加コストもなく導入できるので、浴室専用に設置した方がサーキュレータを毎回向きを変えなくて済むのでいいと思いますよ!
          我が家は洗濯物が多くてサーキュレータ1つでは、全ての洗濯物に風が当たらないので2つ置くことになったのは盲点でした。サーキュレータの首振り角度も要チェックです笑

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