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ヴェントサンの花粉用フィルター価格が高すぎる!

空調・換気
この記事は約9分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

先日、妻の車のデミオを車検にだしたところ代車がCX3でした!

車のランクもあがり、ピカピカのボディを見るとやっぱりテンション上がりますね!

私の車もツヤがだいぶなくなってきたので一時期、車のボディ磨きを勉強しようと思った時期があったのですが、冬で寒くて心が折れて結局何もできませんでした。。。

新居へ引っ越すころには春なので、そのあたりから車のボディ磨きを勉強しようかと思います。

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ヴェントサンのフィルター性能

 

今回はまたまた換気扇のことについてです。

以前、全熱交換換気扇のことについて触れましたが、そのことに関係してくる内容です↓

全熱交換換気扇は意味がない!?
どうもバタピーです(^^)/先日、初めて低燃費住宅の構造見学会に行ってきました!低燃費住宅を知ってから1年弱たちましたが、実は実際の建物の構造を見たことがなかったのです。。。( ゚Д゚)なので、今回はやっと見れるということでジロ...

と言いますのは、うちの低燃費住宅の標準の24時間換気はドイツのインヴェンター社の「ヴェントサン」ですが。

私が低燃費住宅に魅力を感じた設備の一つでもあります。

低燃費住宅で初めて実物を見てこれはいいなぁと思って、他の換気扇は特に検討していませんでした。

しかし、途中で妻の花粉症の話になり、ヴェントサンのフィルターの性能を調べてみたところホームページには下記のように記載されていました↓

(引用元:http://edfs.co.jp/heat_exchange_ventilation_system/ventosan/kahun_filter/)

スギ花粉のサイズは約30μmらしく、それに対して標準フィルターは

50ミクロンの粒子を80%~90%カット
10ミクロンの粒子を約40%カット

と、30ミクロンのカット率は明記されてませんが60%くらいかな?

そのためか、この標準フィルターをつけた状態でモデルハウスで春の時期に何度か打ち合わせをしましたが、重度の花粉症の妻はやはり少し鼻がムズムズしてしまうようでした。

よって、写真右側の「花粉フィルター」は必須だなということになり値段を調べてみました。

ヴェントサンの花粉フィルターの価格

(引用元:https://edfs.thebase.in/)

2枚で1万円!しかも1ヶ月で使い捨て!という衝撃の事実!

えーと、でヴェントサン1台につき1枚必要で。

うちは6台つけるから、3セット必要です。

1セット=1万円だから、3万円!!

しかも1ヶ月で使い捨て!!

てことは花粉の時期3~4ヶ月の間に3回交換したとすると9万円。。。

 

ちょっとこれは私の給料では間に合わないので、N社長に相談しました。

すると、この価格はさすがに高いからこのフィルターはあまりおススメできない。

その代わり、低燃費住宅浦安モデルハウスではダクトレスではなくて、セントラル式(ダクト式)の第1種換気を使っていて、それはほぼ100%除去できるからそれも選択肢の一つになるとのこと。

でも私はダクトレスに惹かれており、ダクトレス以外は選択肢に入れるつもりはなかったので、これはどうしたものかと。

花粉フィルター以外の花粉対策

空気清浄機 or エアコン

以前、つくばモデルハウスで早田代表も説明してくれましたが。

ヴェントサンのフィルターは高いからこれはおススメしないけど、もし標準フィルターを使っていて花粉症の症状がでるようだったら○○(メーカー名忘れました。。。)社の空気清浄機1台を置くといいよ!

これが一番コストパフォーマンスはいいよ!

とアドバイス頂きました。

確かに空気清浄機はそのために存在している機械ですから効果は間違いなくありますね。

でも、私の家づくりの基準のひとつに「できるだけ機械に頼らない」というこだわりがあります。(食洗機は除く笑)

機械や構造はシンプルに!

なので、セントラル式ではなくダクトレス、床暖房ではなくエアコン。を選びました。

そこで考えたのはエアコンです。

空気清浄機能は最近のエアコンにもついていますし、うちは完全室内干しで、毎日室内干しの洗濯物にエアコンの送風機能で風をあてるつもりなので年中エアコンは動いています。

なのでエアコンの空気清浄機能も使えば、空気清浄機よりは性能は劣るかもしれませんが、場所もとりませんしフィルター掃除も楽ですし合理的かなと考えました。

それでもしダメなら空気清浄機かな?

 

「ヴェントサン」ではなく「ツインエアーフレッシュ」

そんなことを考えていた時にN社長から提案されたのがこれ↓

ドイツのスティーベル社の「ツインエアーフレッシュ」という製品です。

(引用元:https://www.nihonstiebel.co.jp/products/air_conditioning/lineup/index/first_kind_lt/)

こちらの製品もヴェントサンと同じダクトレスで、70秒ごとに吸気と排気を切り替える全く同じ動作をする換気扇です。

じゃあ何が違うのか?

ヴェントサンは顕熱交換に対して、ツインエアーフレッシュは全熱交換です。

おそらく、低燃費住宅ではウイルスや臭いを回収してしまうことや、そもそも調湿性が高い建物なので顕熱交換でも湿度維持ができることから、ヴェントサンにしたのかなと思われますが、本当の理由はわかりません。

N社長がなぜツインエアーフレッシュを提案してくれたかというと、ツインエアーフレッシュのほうがフィルターの価格が安いみたいなんです!

ツインエアーフレッシュのフィルターの価格

(引用元:http://nihonstiebel-ec.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1052087&csid=0&page=2)

標準フィルターが1620円。

そして目的の花粉対策用のハイクオリティーフィルターが2700円!

ヴェントサンの1/4のお値段!

・ヴェントサンは1台に付き1枚のフィルターを使用(室内側カバー内)↓

 

・ツインエアーフレッシュは1台に付き2枚のフィルターを使用(室内&室外)↓

よって、ツインエアーフレッシュは一台に付き1回の交換で2700円となります。

我が家では6台設置するため2700円x6台=16200円となります。

使い捨てかどうかの記述がなかったため(問い合わせ中)、使い捨てだと仮定すると、

花粉の時期3~4ヶ月の間に3回交換すると48600円。

使い捨てだとしてもヴェントサンの90000円よりは経済的ですね。

1シーズンでこの差ですから、今後30年使った場合(そんなに使うかな?)、

(90000-48600)x30=1242000円

あくまでシミュレーションですが、この金額は恐ろしい。。。

 

しかし注目してほしいのがもう一つ。

ツインエアーフレッシュのフィルターの性能

上記のホームページの画像から、

標準フィルター:10μmのエアロゾルを約80%キャッチ
ハイクオリティーフィルター:2.5μmのエアロゾルを約80%キャッチ

なんと標準フィルターで粉の粒子(30μm)よりも小さい10μmを80%もカットできると記載がありました!

これが本当なら標準フィルターで十分じゃないか?という疑問がわきました。。。

 

それではヴェントサンと比較してみます。

標準フィルター 高性能フィルター 価格(標準/高性能)
ヴェントサン 10μm:40%カット 2.5μm:32~35%カット 10000円/10000円
ツインエアフレッシュ 10μm:80%カット 2.5μm:80%カット 1620円/2700円

全てにおいてツインエアーフレッシュのフィルターの勝ちという結果に。。。

これは何かの間違いでしょうか?

一つ気になっているのは両社の標準フィルターはどちらも「G3クラス」とうたっていることです。

(引用元:http://www.jbeck.co.jp/products/kanki/pascal7/pdf/filter.pdf)

この「G3」というのはフィルターの目の細かさを示していて、後ろの数字の値が大きければ大きいほど目が細かく、粒子をキャッチしやすくなっていきます。

両社とも「G3」であるならば上記の表から80~90%のカットになるはずなので、ヴェントサンのホームページの「10ミクロンの粒子を約40%カット」というのは間違いで、本当はもっと高性能かもしれません。

12/11 追記
ヴェントサン販売代理店から返信がありました。

確かにG3クラスのフィルターは試験値では80~90%の粉じん除去率です。
ヴェントサンのフィルターも同様に開発されていますが、
実際にヴェントサン最大風速での運転時には実験場よりも流量の多い風が
流れている為、試験値よりも落ちると判断しております。
そのため、他社製品と比べて数値が悪いように開示しております。

なんと、「強運転」した場合は試験値よりも落ちるためわざと低く表示しているんだそうです!(実際「強運転」することはほとんどないと思いますが、それならそうと書いておいて欲しい。。。)

てことは、ヴェントサンの標準フィルターが「G3クラス」であることが間違いないことは確認できたので、標準フィルターは両社とも同じ性能(G3クラス)のフィルターということがわかりました!

しかし、ここで重要なのは

「ヴェントサンは1台に付きフィルター1枚

「ツインエアーフレッシュは1台に付きフィルター2枚

と、条件が違うんですね。

ヴェントサンで標準フィルター(G3クラス)を使用している低燃費住宅のモデルハウスで数時間過ごした妻は花がムズムズすると言っていました。

ツインエアーフレッシュは同じ性能(G3クラス)のフィルターを屋内側と屋外側で2枚使っているので、ひょっとしたらヴェントサンよりも花粉が除去できているんじゃないかと淡い期待も生まれました笑

ただその確証はないので、とりあえず標準(G3クラス)フィルターで生活してみて、それでもし妻の花粉症の症状が良くならなかった時は高性能フィルターに交換しようと思います。

ちなみに、ツインエアーフレッシュのハイクオリティーフィルターは「F7クラス」というかなり目の細かいフィルターでPM2.5を80%除去できますが、ヴェントサンの花粉フィルターはPM2.5は非対応ですので参考までに。

 

ツインエアーフレッシュを採用予定

 

これらの結果から、今のところはスティーベル社のツインエアーフレッシュを採用しようかと考えていますが、ヴェントサンとの価格差もあると思いますので現在問い合わせ中です。

こちらにすると、全熱交換に変わるので低燃費住宅と相性がいいのかが一つ気になるところです。

低燃費住宅は調湿性能が高いので、それに全熱交換を組み合わせると逆に高湿状態になったりして?笑

噂では低燃費住宅も以前はツインエアーフレッシュを採用していたとかいないとか?

なので、前回の全熱交換換気の記事はその辺が気になっていろいろ調べてみた次第です。

まぁ、私達が実験台となってみるのも面白いかなと思ってますけどね笑

既にヴェントサンを採用した住宅にお住まいで、花粉症の方がいましたら情報いただけたら嬉しいです(^^)



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コメント

  1. コエンフレッホイ より:

    掃除機で吸えばいいじゃん、フィルターなんて

    • バタピー より:

      て、私も少し思ってましたが、純正フィルターが2年くらいでボロボロになり、手で持つと加水分解?のような感じで簡単に穴が空きました。
      2年で交換となると費用かかるなーと思いましたが、別に純正フィルター使わなけりゃいいわけです。
      今はAmazonで1枚100円のフィルター使って、1年で捨ててます笑

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