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高気密高断熱で無暖房で換気も停止した結果

快適性
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どうもバタピーです(^^)/

 

先日娘の保育園の先生から、「バタピーさんてパパじゃなくてダディって呼ばれてるんですね」と言われました。

そう。海外のホームビデオで父親をダディと呼んでいる女の子を見て、あまりにも可愛すぎて、自分もダディとよばれたいと思い、娘にはパパではなくダディで教えました笑

保育園でもとうとう私のことをダディと呼んでいることに嬉しい気持ちになりました

ほんと娘の成長には驚かされます。

2歳なのでなんでも自分でやりたがる年頃らしいのですが、なんでも手伝ってしまいたくなる私は毎日拒否されまくりの日々です。

娘がおむつに大をした時に、私がお尻を拭いてあげようとしたら、「やだ、自分でやるの!」と言われたときには、カオスな未来が見えたのでなんとか説得しましたが、大変でもあり成長が嬉しい時期です。

ただ、最初は「自分でやるの!」という言葉だったのに、最近は近づいただけで「ダディ!やだこないで!」と拒否されます。

娘よ。その言葉はまだ早すぎないか。

純真無垢な子供の心からの拒否は本当に心が痛むぞ。

住宅ブログだけど、子供の成長ネタの方がいくらでもかけそうな最近の私です。

 

さて、話を住宅に戻します。

先日、仕事を定時であがることができ、妻が娘を保育園に迎えに行っている間に私が自宅に先に帰ってこれたので、夕飯に餃子でも焼くかと準備をしていました。

餃子6人前30個くらいを焼きたいがフライパンが小さくて入り切らなかったので、フライパン2つを同時にラジエントヒーターで加熱、ご飯を炊くために炊飯器をON、餃子の蒸し焼きに使うお湯を作るためにケトルもON。

すると間もなくプツンと家中の電気が消えました。

停電?ブレーカーを見に行こうとしたら自動的に電気が戻ってきました。

あ、いろいろ調理につかう家電を一気に稼働させたからかと気づきました。

ラジエントヒーターが2300wと1800w、炊飯器が1200w、ケトルも1200w、合計6500wも一度に使おうとしたらそら落ちますわな。

ただ、一つ疑問だったのが、電気が消えたということはブレーカーが落ちたと思い込んでいましたが、電気は数秒で自動的に点き、ブレーカーも何一つ落ちていなかったんですよね。

 

最近の分電盤ってそういうものなんですかね?

賃貸のときはブレーカーあげてたんですがね。

自動的に復帰してくれるので真っ暗闇の中、ライトをさがしたりしなくてもいいのはすごく助かります。

そんなことを考えながら餃子のフライパンを1つに減らして調理を続けました。

それが夕方6時ごろのことでした。

 

翌日、娘と私で歯医者に検診に行って家に帰ってきました。

玄関に入って「やっぱり家の中は暖かいねー」と娘と話して、ふとリビングの温度計を見てみると、「19.5℃」を表示していました。

 

リビングは普段、常に22℃くらいなので、こんなに下がるのは珍しいな、今日はそんなに寒かったっけ?

まだ昼間だから外気温が下がってきてはいないはずなんだけどなー

エアコンの暖房は24時間つけてるのに下がるのはさすがにおかしいなと思い、エアコンを確認すると運転していない!

だれが消したんだー?娘がリモコンイジったのかなーと今度は24時間換気の運転ランプにふと目をやると、これまた運転していないではないか!

 

あ、、、

もしかして昨日の停電以降、運転していないのか!?

 

すぐにワットチェッカーの携帯のアプリでエアコンの運転履歴を確認↓

やはり!

昨日の18時からずっと止まってるではないか!

連続運転していた18時までは消費電力は200Wほどだったのが、運転を再開すると300wを超えてきています。

間欠運転と連続運転の違いはこんな感じででるんですね。

 

ついでに、これまた温湿度をモニタリングしているデータロガーの携帯のアプリを確認↓

前日18時から翌日12時にかけてきれいに室温が下がっています。

天気予報の履歴を見ると夜間から早朝の外気温の最低気温は0℃くらい。

外気温が低い夕方から翌日にかけて、18時間の間、エアコンと換気を停止して下がった温度は3℃!

ふふふ、良いデータがとれました(変態)

 

まだ我が家を建てる前、低燃費住宅のモデルハウスに宿泊した時に、夜エアコンを止めて翌朝何℃になっているか試したことがありました↓

高気密高断熱でも乾燥しない
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この時も外気温は0℃くらいで、夜23時室温20℃の時にエアコンを停止して翌朝6時ごろの室温が19℃でした。

7時間エアコンのみ停止して1℃の温度低下。

 

うん、妥当なところですかね。

この結果を見ると、熱交換式の24時間換気はやっぱり効果があるんだなという印象です。

我が家の換気方式はダクトレス1種換気なので、直径120mmの換気口が6つついてます。

この換気を止めてしまうと熱交換機能もなくなり、ただデカイ穴が6つも空いた魔法瓶になってしまいます。

 

ちょっと気になったのでC値換算してみます。

 

・本来の我が家のC値は↓

総隙間相当面積:16㎠
実質延べ床面積:145.17㎡(吹き抜け部も床があると仮定)
16㎠ / 145.17㎡ = 0.11㎠/㎡

 

・でかい穴が6つ空いた場合のC値は↓

穴直径130mm x 6箇所

穴面積=3.14x13x13/4=132.7

6箇所合計=132.7x6=796.2

総隙間相当面積:16㎠ + 796.2 = 812.2㎠
実質延べ床面積:145.17㎡(吹き抜け部も床があると仮定)
812.2㎠ / 145.17㎡ = 5.59㎠/㎡

 

気密性が50倍悪くなりました笑

しかし、真冬に無暖房で換気も停止した状態で1日弱経過しても、室温が3℃しか下がらなかったのは逆にすごいのかもしれませんね。

災害時も似た状況になるでしょうからある意味で安心です。

断熱性能の指標でもあるHEAT20のG2グレードの我が家は「概ね13℃を下回らない」性能だそうですが、確かにその通りな感じです。

気密性が悪くても断熱がしっかりしていればこの程度で済むということですが、これだけ漏気があれば冷気を感じて快適ではないでしょうね。

気密もとれていないから、いくら熱交換1種換気とか採用してもこの穴からガンガン熱は逃げていくでしょうから、ある程度の気密断熱レベルに達していなければ熱交換式換気を導入する意味はないでしょう。

気密、断熱、換気。

どれも切っては離せない重要な要素であることを再確認した出来事でした。

それではまた(^^)/



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