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高気密高断熱でも乾燥しない

快適性
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どうもバタピーです。

これまで低燃費住宅について私の主観でざっと紹介してきましたが、今回は私が実際に低燃費住宅に宿泊体験し、一番感激したことを取り上げたいと思います。

 

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低燃費住宅での宿泊体験で確かめたかったこと

宿泊日は2月中旬の非常に寒い時期に宿泊体験することができました。

私がこのときに確かめたかったことは、下記の3点でした。

  • 夜エアコンを切って、朝には室温が何℃になっているか。
  • 12畳ほどの大きな吹き抜けがあるが寒くないか
  • 寝ているときの24時間換気の音が気になるか

夜エアコンを切って、朝には室温が何℃になっているか。

・6畳用エアコン1台が2Fの吹き抜けに設置してあり、20℃設定で1日中つけっぱなし。

・加湿器は無し

という条件で夕方6時ごろモデルハウスについた時の温湿度は、

外気温 6.7℃ 湿度 42% / 室温 20℃ 湿度 48%

説明を受けて担当の方が出て行ったのが7時ごろで、IHでパスタを作り夕食を取りました。

その後風呂に入り、風呂の扉は開けたままにしておくと湿気を他の部屋に取り込めるとのことだったので、開けたままにしていました。

そのとき8時ごろの温湿度は、

外気温 6.6℃ 湿度 46% / 室温 21℃ 湿度 56%

風呂の湿気と暖気が回って温度湿度ともに少し上がっていましたし、赤外線温度計で各場所を測ってみましたが、床・壁は全て20℃以上、玄関の床・窓枠はさすがに17℃くらいでした。

その後、11時ごろ寝る前にエアコンをOFFにしたときの温湿度は、

外気温 4.6℃ 湿度 55% / 室温 20℃ 湿度 55%

そして次の日の朝6時半ごろに起きて確認してみると

外気温 -0.2℃ 湿度 59% / 室温 19℃ 湿度 51%

なんとエアコンをOFFにしたにもかかわらず1℃しか下がっていなかったのです!

だから朝起きた時の身体の楽さといったらもう。。。

そしてその後担当の方が来て、10時くらいまで話していたのですが、その時の温湿度は

外気温 6.1℃ 湿度 25% / 室温 21℃ 湿度 52%

ここでまたひとつ気づいたことが、加湿器がないにもかかわらず湿度がちゃんと維持されていること!

他のハウスメーカーの宿泊体験もしたことがあるのですが、高気密高断熱だと乾燥しすぎるため、どこも加湿器をつけていたのですがそれでも40%いくかいかないかという結果でした。

それがこのモデルハウスときたらほとんど50%を下回らなかったのです!

おそらくこれが低燃費住宅で標準装備の、無垢床・内壁に施工されている漆喰ルナファーザーの調湿効果なのでしょう。

しかも実はこの宿泊体験した日の夜には雪が降っていたそうです!

私たち夫婦はまったく気づきませんでした。。。恐るべし低燃費住宅。

12畳ほどの大きな吹き抜けがあるが寒くないか

これはまったく寒くありませんでした!

天井にはファンがついており、弱運転で家じゅうの空気をかき回しているおかげかどこにいても寒くありませんでした。

部屋を区切ってしまうと多少の温度差はでてくると思いますが、ここはかなりオープンな間取りなので温度差は皆無でした。

このような高気密高断熱の家では、空気を循環させるためにむしろ吹き抜けを設けた方がいいんではないかと思いました!

吹き抜けを作ればその腰壁にふとん干したりもできますしね!

寝ているときの24時間換気の音が気になるか

低燃費住宅はダクトレス熱交換換気でヴェントサンというドイツのメーカーのものを採用しています。

これはさすがに他のハウスメーカーでも使われておらず、非常に気になっていた音の問題を確認しました。

結果から言うと全く気になりません!

弱運転ですと換気扇に近づいて耳を傾けると確かに聞こえますが普通に過ごしている分には全く聞こえませんし、寝ているときも全然気にならない程度ですごく快適でした。

別のハウスメーカーで第3種換気を採用しているモデルハウスで宿泊体験したときは、寝ているときに顔に風を感じて、朝起きると喉はカラカラで非常に不快な思いをしましたが、このヴェントサンはかなり優秀だということがわかりました。

 

まとめ

今回低燃費住宅で宿泊体験をしてみて一番の発見は高気密高断熱でも乾燥しないということでした!

どこのハウスメーカーでも常識だったことが低燃費住宅は非常識だったのですから。

この湿度を確認して、私は低燃費住宅と設計契約(業務依頼)しようと決心し、その日のうちに設計契約してしまいました。

※ちなみに低燃費住宅では設計契約だけでも50万を頭金として入金する必要があります



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