どうもバタピーです(^^)/
新居の建築工事も終盤に差し掛かり、いよいよという感じです。
私の場合、現在住んでいるところと新居の土地との距離が高速道路を使って1時間くらいと、距離があります。
そのため、頻繁に現場を見ることもできず、リアルタイムの進捗を確認できず、正直不安なことも少なくありませんでした。
今回は、その建築中に気になったことを備忘録として残しておこうと思います。
玄関土間下の防蟻施工の確認を見逃した
私は新築をする上で防蟻対策はしっかりしておきたいと考えていました。
低燃費住宅では標準で「緑の木」と言われる防蟻剤を加圧注入した、地面に直接柱を刺してもシロアリに食べられないと言われる木材を、土台や1Fの柱全てに使用しています。
ハウスガードシステムというやつです。(一条工務店と同じもの?)
これはシロアリが入ってきてしまった場合でも安心ですよということですが、そもそもシロアリが入らないような構造にする方が安心感が大きいと考えています。
ハウスガードシステムでは、基礎コンクリート打設時(2回打ち)にコンクリート内に残るセパレータとコンクリートの隙間からのシロアリの進入を防止するためにコシコートを塗布します・・・詳細はコチラ↓
セパレータ部分のみの塗布となっており、その間の打ち継ぎ部分がノーマークなので、うちは基礎内側全周に塗布してもらいました。
これらの箇所は写真も撮ってもらったし確認できたのですが、玄関タイル下がどうなっていたのか写真を撮ってもらうのを忘れていたんですよね。。。
上記のリンク先の記事の画像のように玄関タイル下は、コンクリートで増し打ちされて空間はありません。
(http://www.ig-corp.jp/blog/iigoen/2015/12/post-2305.php)
しかし、ベタ基礎⇒立上がり⇒コンクリート増し打ち と、コンクリートを3回に分けて埋めているため、それぞれのコンクリートの間には隙間が存在するはずです。
その隙間からのシロアリ進入を遮断するために、ベタ基礎と立上がりの継ぎ目の内側全周にコシコートが塗ってあるか確認できてなかったことに後になって気付きました。
確か、そこも施工したとは聞いた気がするんですが証拠写真がないのでなんとも。
今更どうしようもないので、後は点検で定期的にチェックしていこうと思います。
床下点検口の位置と点検経路の検討が甘かった
どんな防蟻対策をしてもシロアリ被害にあわないとは言い切れません。
何事にも「想定外」はつきものです。
そのため一番手軽なのが、定期点検をして早期に発見し被害を最小限にすることです。
どんな家でも床下が点検できるように、床下点検口が1~2箇所くらいあると思います。
うちも、当初は玄関収納に1箇所、脱衣場に1箇所の計2箇所の予定でした。
しかし、急遽間取りを変更し玄関収納がなくなったため、点検口を玄関ホールにつけるしかなくなりました。
でも玄関ホールだとお客さんにも丸見えだし、玄関ホールに点検口は不恰好だろうということで、その点検口はなくしました。
しかし、よくよく考えると、残り1箇所の脱衣場の点検口からもぐって玄関まで行くのはかなりの距離があります。
うちの1F床面積は25坪で、脱衣場から玄関の距離は間取りの対角線上に位置しており、床下の高さも確か40cm程度しかありません。
これは点検しやすいとは言い難いんじゃないかと気付きました。
近くの寝室のクローゼットの中でも設置はできますが基礎強度の関係で、玄関ホールへの人通口も空けられなかったので、諦めるしかありませんでした。
人通口↓
間取り変更をお願いした当時はあまり重要と思っていませんでしたが、今となっては床下点検口の位置も十分検討しておけばよかったと少し後悔しています。
まぁ点検はせいぜい年に1回自分でもぐってみようかなと思っていた程度なので、その1回だけがんばれば良いんですけどね笑
予算があれば基礎一回打ちを採用したかった
上記の2点は「基礎コンクリート2回打ち」のために、打ち継ぎ部分が生まれ、そこの防蟻対策が必要と知り少し過剰かもしれませんがやれることはやっておこうと考えたことでした。
しかし、もし「基礎コンクリート1回打ち」が採用できれば、打ち継ぎ自体が発生しませんのでそもそも上記の2点の対策は必要なくなります。
シロアリの侵入ルートが減る構造なので理想的です。
(http://www.kisodan.com/attention.html)
しかし、1回打ちのできる施工業者が少ない、できたとしてもコストアップとなる。
などの理由で採用はできませんでした。
良い家を建てるためにはその工務店・ハウスメーカーの得意分野である「標準仕様」で建てるのが一番コストパフォーマンスの良い家になると私は思っています。
しかし、私の全ての要望が標準仕様の工務店なんて存在しないでしょうからどこかで折り合いをつけるしかありません。
まぁ、それでも低燃費住宅(ウェルネストホーム)の基礎は一般的にはすごく良い基礎ですのでちょっと私の理想が高すぎたのかもしれませんけどね笑。
いくら勉強しても家作りの悩みは尽きません。。。
それではまた(^^)/
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