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一条工務店を選ばなかった理由

ハウスメーカ選び
この記事は約6分で読めます。

どうもバタピーです。

前回の記事で、住宅の性能で「一条工務店」「スウェーデンハウス」に絞り込みました↓

ハウスメーカ選び
どうもバタピーです。 前回の記事で、自分のライフスタイル・求めるものが明確にできました↓ そしたらさっそく展示場へGO! ・・・・では、ありません! 時間を無駄にする可能性が高いです。 ...

 

家を作りを勉強しようと思い立ったときに「一条工務店」というハウスメーカの存在は全く知りませんでした。

工務店って名前に入ってるから地方の小さなメーカーかと思いきや、普通に大手やないですか。。。って感じでしたが、調べれば調べるほど性能重視の人には魅力的なハウスメーカということはすぐわかりました。

しかし、結果的には一条工務店を選ばなかったのでその理由を取り上げます。

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一条工務店を選ばなかった理由

無垢床に対応していない

私たちの希望条件の一つに「木の家」といものがありまして、無垢床は絶対外せない条件でした。

私たちの言う無垢床とは断面にしたときに1枚板であるものです。(下図左)

一般的なフローリングというのは複数の部材で何枚もの層にして表面だけ化粧板で仕上げたものです。(下図右)

(画像はこちらから拝借しております→https://www.muku-flooring.com/qandapage4/)

 

この化粧板は固いので確かに傷には強いかもしれません。けど、将来必ず剥離します!

そして、修理しようしてもその部分だけの修理はできません。

無垢床ですと柔らかいので傷はつきやすいですが、その部分だけ表面を研磨することで新品時の状態に復元が可能なのです!つまり半永久的に使用可能なのです!

一条工務店の展示場へ行った際に営業マンに床材について聞いたところ、

「無垢材はどうしても反ってしまったり、隙間があいてしまったりする可能性が高く無垢床は対応できない。その変わり無垢フローリングには対応してますので見た目は変わりませんよ」

とのことでした。無垢フローリングって?と思って見せてもらうと、、、

上図の右図のような合板グローリングの表面材を無垢材に変えたものでした。

へー、そういものもあるんだー。と感心しておりました(笑)

これなら見た目は希望通りになるかもしれないけど、オプション扱いで金額もかなりあがるとのこと、、、(30坪で100万くらいはあがるらしい)

それに私たちは合板フローリングではなく、やはり1枚板の無垢床がいいのです!

あの暖かい雰囲気や踏んだ時のやわかい感じがもうたまらなく好きだし、反りやすきまや傷なんて30年すんだら絶対つくものだしそれが味じゃね?って思えるのです。

だから1枚板の無垢床に対応できないのは私たちにとって大きなデメリットでした。

床暖房が標準でついてくる

もし私が一条工務店で建てるとしたら、性能の高いismartかicubeでしょう。

それらに標準でついてくる装備の一つに「床暖房」があります。

今はもう床暖房の時代なんですねー。ほかのハウスメーカーでも床暖房対応しているところはたくさんあって、さぞかし快適なんだろうと思います。

しかし、私の家づくりの基準として「機械に頼りすぎない」という基準があります。

機械はいつか必ず壊れます。そして、修理・交換・メンテナンスが当然必要です。

それは大掛かりな機械であればあるほどランニングコストがかかるというこです。

一条工務店の「床暖房」は床下全面に床暖房が装備されるため非常に大掛かりで、将来の修理・メンテナンス等のコストが高くなることが予想でき、そのコストがあらかじめわかればまだいいですが、壊れたときにいきなり何十万と請求されるのはなんか納得いかないんですよねー。

営業マンにはそんな簡単に壊れませんよー、20年は大丈夫です!と言われましたが、じゃ20年後はいくらかかるのですが?20年保証してくれるのですか?と聞くと、「それはできません」と、、、

まぁさすがに20年保証までは求めませんが、これからいくらランニングコストがかかるかをあらかじめ把握しておくことは非常に重要です。

子供の教育費のために貯金したり。学資保険入ったりしますよね?それと同じでマイホームにかかるランニングコストも私は把握しておきたいので将来いくら修理代がかかるかわからないものにお金をだしたくないのです。

それと、もうひとつの理由が

「床暖房がなくても十分に暖かくすることは可能」

ということを、低燃費住宅に宿泊体験した時に確信したのが決定的でしたね。

室温と床の表面温度を赤外線温度計で測ったところ、どこを測っても20~22℃でまったく冷たくなかったのです。

その宿泊体験した時のことはまた別記事で取り上げることにして、機械に頼らず必要最小限の設備って考えたときに、床暖房が標準装備のismartではコスト削減ができない、つまり私たちにとって過剰設備だと考えました。

見た目が好みでない

これはもう趣味趣向なので語るまでもないと思います(笑)

妻は外観に対する好みがないらしいので私に任せてもらいました!

私の理想は「大屋根」です!

例を挙げると北洲ハウジングのアルザスはかなり好みですね↓

(画像はこちらから拝借しております→http://www.hokushuhousing.co.jp/products/alsace/

北洲ハウジングは低燃費住宅に決めた後に知ったハウスメーカだったのでリサーチ不足で情報はありませんが、アルセコ外壁を採用するなど低燃費住宅と共通している部分もあり、ちょっと興味があしましたが、低燃費住宅に出会った後なのでこれ以上情報集は疲れ果ててしまうのでスルーしました。

一条工務店はコストパフォーマンスは良い

一方、一条工務店はほとんどの人が採用していると言われる「ハイドロテクトタイル」

これは自浄作用がありメンテナンスが少なくてとてもいい外壁材です!

通常10~15年ごとに外壁の目地、塗り替え、30年後には張替等のメンテナンスが必要です。その都度100万前後かかると言われています。

しかし、ハイドロテクトタイルは目地のメンテナンスだけで済んでしまうのです!

足場代と合わせても50万もいかないんではないでしょうか?

それに加えて、イニシャルコストも非常に低いのです。

ハイドロテクトタイルはオプション設定なのですが、営業マンがいうには坪1万くらいのコストアップで済んでしまうとのことでした。

30坪の家で30万。これマジ安いっす!

イニシャルコストとランニングコストを合わせた30年のコストは、

標準外壁材       0 + 300 =300万

ハイドロテクトタイル  30 + 150 =180万   その差120万円!

一条工務店さん、このコストパフォーマンスには脱帽です。負けました。

 

結局、最後は好みの問題

しかし、その見た目が好きでは無い!それだけです、ごめんなさい。。。

以上のような理由から私は一条工務店を選ぶことはできませんでした。

もし、外観にたいするこだわりや絶対無垢床じゃなきゃ嫌だって人以外には一条工務店は超おすすめです!

断熱、メンテナンス、コストパフォーマンスの3点でトップクラスといっていいでしょう。

建物の本体価格の算出も坪単価x延べ床面積で決まってくるので合理的ですし、一般的に割高と言われる平屋でだったり、30坪以下の小さい家でも坪単価が変わりません(たぶん笑)から、さらにコスパは上がるのではないでしょうか。

 



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