どうもバタピーです(^^)/
我が家は性能(断熱・気密)を重視してガデリウスの玄関ドアを採用しましたが、私達にとって一番のデメリットは「スマートロック※」が標準で設定されていないことです。
※スマートロックという表現以外にもスマートキー、キーレス等と呼ばれることもあるようです
スマートロックとは、例えばYKKのスマートキーはカギをバックやポケットにいれておくだけで、玄関ドアの解錠施錠ができるという優れものです↓
http://www.ykkap.co.jp/products/door/sck
リモコン、カードキー、スマホ等、通常の鍵よりも簡単に施錠解錠操作をっすることが目的の商品です。
このスマートロックの設定がないので、当初はガデリウスを選ぶのは諦めていましたが、スマートロックが後付けできると知ったので、それで対処しようと思いガデリウスを選びました。
Contents
スマートロックに求めるもの
人それぞれスマートロックに求める機能は違うと思います。
私が欲しい機能は、
- オートロック
- 手ぶらで解錠(キーレス)or 音声で解錠(Siri)
- 操作性(レスポンス)
私は鍵を閉め忘れることが多いので「オートロック」や、せっかくスマート化するなら「カギを取り出さずに解錠施錠ができる(キーレス)」の2点が必須項目です。
カギを取り出さずに解錠施錠ができる機能をこのページでは「キーレス」と呼ぶことにします。
この2点を満たして、そもそも取り付けが可能なのか、操作性は良いか、というような項目をクリアできる製品を選びたいと思っています。
後付スマートロックの種類
Qrio Smart Lock
2019/2/13追記 現在は後継品の「Qrio lock」が発売されています(後述)
https://qrio.me/smartlock
製品サイズ(mm)
幅 | 高さ | 長さ |
57 | 84.5 | 115.5 |
Qrio Qrio Smart Lock(キュリオ・スマートロック)Q-SL1
スマートロックといえばコレ!というくらい現在知名度があるのがこのQrioのようです。
ちょっと大きいですが、ビジュアルもシンプルで悪くないです。
取り付けは両面テープなので工事不要。
サムターンの上から被せるタイプで、サムターン周りの形状が複雑でも避けて設置できるのでほとんどのカギに適合しそう。
あのソニーも出資しているそうなので、これからのバージョンアップや信頼性も高そうです。
値段も安くて、基本機能も抑えてあるのでいいのですが、キーレス(手ぶらで解錠)機能がまだβ版で、うまく機能しないことが多いそうです。。。ここが残念ポイント。
Qrio Lock
Qrio Smart Lockの後継品です。
レスポンスや安定性に難のあったQrio Smart Lockですが、「Qrio Lock」と名前を変えて登場したこの商品はレスポンスが大幅に改善しております。
本体寸法も少しコンパクトでほとんどのドアに取り付け可能だと思います。
手ぶらで開錠の精度も格段にあがり実用性のあるレベルになりました。
私も実際に使っており、レビュー記事はコチラ↓
Akerun
http://photosynth.co.jp/gooddesignaward2015
製品サイズ(mm)
幅 | 高さ | 長さ |
68 | 41 | 118 |
こちらもデザインはシンプルでQrioよりもコンパクトです。
見た目はAkerunの方が好きかな。
取り付けはQrioと同様、上から被せて両面テープで取り付けます。
ただ、サムターン周りがフラットなドアにしか取り付けができなそうです。
Qrioと違う点としては、Qrioのオートロックはドアを開けてから指定した時間で施錠されるのに対して、Akerunはドアに開閉センサをつけ、ホテルのようにドアが閉まったら施錠するという方式です。
そのため、鍵もスマホも持たずにちょっと外に出たときに締め出される可能性はQrioより高い。(Qrioも締め出される可能性は十分あるが。。。)
そんな時のために、玄関の外にダイヤル式の南京錠付きの収納のようなものを準備してカギをそこに収納しておいたほうが良さそう笑↓
ダイヤル式 キーボックス 4桁 南京錠 ビニール保護付き ◇RM-KEYBOX2【メール便対応】
レスポンス的には圧倒的に「Qrio Lock」がおススメ
上記3つは日本のメーカーの製品で、国内で簡単に手に入ります。
しかし、口コミやレビューを見ていると「Qrio Lock」意外はキーレス機能のレスポンスが悪く、「普通に鍵で開けたほうが早い」との意見をよく目にします。
操作性のレビューは下記を参考↓
操作性は環境にもよるので一概に評価できるものでもないかもしれませんが、操作性が悪いのは本末転倒です。
よって国内で手に入りやすい製品で一番おススメは「Qrio Lock」です。
その他、この有名どころ以外でいくつか見つけましたのでそれも紹介します。
August SmartLock
http://august.com/
製品サイズ(mm)
直径 | 高さ |
86.4 | ? |
Augustはアメリカ製で、ビジュアルは悪くない感じですね。
こちらはオプションで、カメラつきのドアフォンや暗証番号で解錠できるキーパッド等のアクセサリーが豊富なようです。
私が一番いいなと思っているのが、Apple Homekit対応なことです。
iphoneのSiriに話しかけることで、施錠解錠ができるようなので、もし近づくだけで解錠機能のレスポンスが悪い場合にSiriを使えば解錠ができるなら、まだ許せるかなと思いいました。
Amazon AlexaやGoogle Homeにも対応しているので、かなり汎用性が高いです。
しかし、既存のシリンダーと交換工事が必要なのと鍵形状が対応しているかわからないのでDIYでの取り付けは難しそうです。
Kevo
https://www.kwikset.com/kevo/default
製品サイズ(mm)
幅 | 高さ | 長さ |
? | ? | ? |
Kevoの特徴は、写真の通りシリンダーを指でタッチするとスマホと通信して解錠ができるというものです。
スマホがなくても別売りのKevo FOBというキーを発行してもらえば、それをポケットに入れておくだけで同じように解錠できます。
ホームページ上の動作している動画を見る限りかなりレスポンスよく解錠できていたので、これはなかなか操作性がいいかもしれません。
ただし、玄関内側のサムターン部に取り付ける機械のサイズがホームページ上で見つからず、ドアへの取り付けが可能かが怪しいです。(英語できるようになりたい)
そもそも日本で正式展開していないので、August同様に工事も必要ですし鍵自体が対応しているかもわかりません。
Bolt
https://lockitron.com/
製品サイズ(mm)
幅 | 高さ | 長さ |
70 | 30 | 174 |
boltは「近づくだけで解錠」できる機能を持っています。
デザインは少しプラスチック感が否めませんね。
「Lockitron」の後継機種で、本体がよりコンパクトになりました。
幅が70mmあるものの、高さが30mmしかないので、シリンダーの取り付さえできればドアの開閉も問題なくできるかもしれません。
しかし、Boltの取り付け動画を見る限り、ガデリウスとラッチの形が違うのでガデリウスに付けるのは難しいかもしれません。
値段も安いんですがねぇ。
※本記事執筆時点で楽天・amazonでは取り扱いがないようですが輸入代理店から購入可能です↓
danalock
http://danalock.jp/
製品サイズ(mm)
直径 | 高さ | 高さ(つまみ部除く) |
60 | 65 | 48 |
danalockは海外メーカーでありながら日本に正式導入されており、日本語でサポートされているのが安心です。(ただし、発売したばかりで現在は公式HPでしか取り扱っていないようです)
しかもSiriで解錠施錠ができるというのも特徴です。
工事が必要ですが、サムターンのみの交換で済むので意外と簡単です。
ビジュアルもスマートでかっこいいですし、私個人的にはこの「danalock」が大本命でした。
しかし気になるのがそのサイズ。
高さが結構あるので、ドアへの取り付けは可能だとしても開閉できないという事態になっては意味がありません。
ガデリウスに取り付け可能かサポートへ問い合わせてみたところ、下記の写真が送られてきました。。。
取り付け自体は可能だが、、、
開かない、、、
みなさん、このようなこともあるのでお気をつけください。。。
Teodoor
https://www.rakunew.com/items/77872
製品サイズ(mm)
直径(座部分) | 直径(つまみ部分) | 高さ |
65 | 56 | 52 |
Teodoorはこちらも「近づくだけで解錠」機能を持っており、不審な鍵の開け閉めを検出するとアラート通知もしてくれます。
ビジュアルもいいですね。
取り付けは「danalock」同様、サムターンだけ交換すればいいので、比較的難易度は低そうです。
サイズもdanalockよりすこーしだけ直径が小さいかなという感じですが、高さが少し高いのでこれまた開閉ができない可能性がありそうです。
Friday
http://www.fridaylabs.net/views/home-page.html
製品サイズ(mm)
直径 | 高さ |
70 | 47.5 |
Fridayは独特のデザインで、カラーや素材も数種類あり、見た目のバリエーションが豊富です。
「近づくだけで解錠」機能は無いようで、スマホでの施錠解錠が主になるようですが、Siriによる解錠が可能です。
不審な鍵の開け閉めを検出するとアラート通知をしてくれ、取り付けもサムターン部分の交換のみで済みます。
直径が70mmですが、高さが47.5mmと低い上に、つまみの形状がドア枠を避けてくれそうな形をしています。
サムターン位置がドア枠に近いガデリウスのようなドアでも、取り付けできそうなスマートロックです。(あくまで予想ですが)
スマートロックを比較
ここまで紹介した商品を一覧にしてみました。(スマホでは見辛いかもしれません。。。)
※あくまで私が調べた限りの情報で、個人的趣向が含まれます。間違いもあるかもしれません。購入する際は自己責任でお願いいたします。
(更新日:2018年5月)
Qrio Lock | Qrio Smart Lock | Akerun | August | Kevo | bolt | danalock (V3 HomeKit) | teodoor | Friday | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | ¥22,580 | ¥19,440 | ¥38,880 | $229 | $229 | $99 | ¥30,240 | ¥20,890 | $200 | |
施錠方法 | スマホ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
オートロック | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他 | 手動ロックも可 | 手動ロックも可 | 手動ロックも可 | --- | --- | --- | 音声(Siri) | --- | ? | |
解錠方法 | スマホ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
キーレス(近づくだけ) | ○ | ○ | ○ | ○ | --- | ○ | --- | ○ | ○ | |
その他 | --- | タッチ (オプション) | --- | タッチ | --- | 音声(Siri) | --- | ? | ||
操作性・レスポンス | ○ | × | △ | ○ | ○ | ? | ○ | ? | ○ | |
取り付け方法 | 工事の要・不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 要 | 要 | 要 | 要 | 要 | 要 |
便利機能 | 遠隔操作 | ○ (オプション) | ○ (オプション) | ○ (オプション) | ○ (オプション) | ○ (オプション) | ? | ○ (オプション) | ? | ○ (オプション) |
電池残量通知 | ○ | ○ | ○ | ? | ? | ? | ○ | ○ | ○ | |
履歴確認 | ○ | ○ | ○ | ○ | ? | ? | ○ | ? | ○ | |
音声アシスタント対応 | 2018年秋ごろから順次対応予定 | Amazon Alexa | ? | Apple Homekit Amazon Alexa Google Home | ? | ? | Amazon Echo Plus | ? | Apple Homekit? | |
ダブルロック対応 | ○ | ○ | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | |
その他 補足 | ちょっと外に出たいときにオートロックを一時停止可 | 室内側から見たとき、施錠されているかどうか見た目でわからない | 電源がバッテリーで使い捨て? |
比較すると結構細かい部分で違ってきますね。
機能で絞り込んだとしても取り付けできなければ意味がありません。。。
まずはサイズや取り付け方をチェックして、取り付けできそうなものを探しましょう。
私はとりあえずは様子見ですが、気が向いたら「Friday」を買おうかなと思っています。
2019/2/4 追記
少し前にQrio Lockという新製品がでまして、私もそれを購入して取り付けました↓
購入方法はいろいろありますが、米国Amazonサイトからならほとんど購入できると思いますよ。
ちなみにスマホ連携が必要ないって方は、「MIWA」などの国内メーカ製のスマートロックもありますので、そちらなら国内メーカー製の玄関ドアならほとんど取り付け可能かもしれませんね。
ではまた(^^)/
コメント
おはようございます。
こちらのコメント欄をお借りします。
ガデリウスからメールの返答がありまして、
製造国はタイだとのことです。
おまめさん
わざわざ連絡ありがとうございます!しかもまさかのタイですか!?
んー、人件費の安い国で作るのは当然の流れでしょうけど、製品に価格が反映されていないのは、評価できませんね。
その上、性能にも疑問符がついていたのでなんだが納得してしまいました。
貴重な情報ありがとうございます!
そのうち、ガデのドアについてまた記事にしようと思ってたので、このことについても触れさせてもらいますね。
まさかのタイでした。
現在、キムラのドアの製造国も聞いている途中なので、
回答ありましたら、
ガデリウスのメールも載せてブログ書きたいと思います。