どうもバタピーです(^^)/
ずーっと気になっていた地盤改良の見積もりがそれぞれでてきました!
見積もりは「ピュアパイル工法」と「砕石パイル工法」でとりました。
以前それぞれについてとりあげた記事はコチラ↓
地盤改良の見積もり費用は?
A社 ピュアパイル工法 84万円
B社 砕石パイル工法 110万円
C社 砕石パイル工法 98万円
でした!ちなみにうちの1F床面積は25坪程です。
いずれも違う会社から見積もりをもらいましたが、結構違うもんですね。
B社の砕石パイルの値段がやたら高くてビビりました汗
ネットで情報収集しても「砕石パイルは砕石をつめるだけで材料も安いし、施工も簡単なのになんでこんなに高いんだ」という口コミを目にしましたが本当にそうなんだなと実感。。。
関東で砕石パイルを検討している方は、目安にして頂けるといいかと思います!
西日本の方ではむしろ柱状改良よりも砕石パイルの方が安いそうなので羨ましい(>_<)
価格の安いピュアパイルは六価クロムの危険はないですが、産業廃棄物になってしまうことには変わりないのと、将来のセメント撤去が完全にできないことから躊躇しています。
砕石パイルなら、
六価クロムも無し、産廃にもならない、液状化にも強い
等のメリットを大きく感じていましたので砕石パイル一択だなと思っていました。
がしかし、まだまだ柱状改良に比べれば実績の少ない工法で少々不安なので、その他のいろんなリスクを考えてみました。
地中での破損リスク
それは、地震等で地中で土が移動してしまった場合、砕石は空いた空間へ流れ込むはずです。
すると、「その部分の砕石は柱を形成できず、家を支える力が逃げてしまう」のではないかということです。
イメージ図↓
あくまでネット上の話で本当にこのようなことが起きるのかはわかりませんが、砕石はセメントのように自立していませんから起こる可能性はあるなと納得できます。
じゃあセメントならその点では大丈夫なのかというと、通常のセメント柱状改良でも同じことが言えます。
それは「地震により地中で折れる可能性がある」からです。
杭が折れれば当然、その部分の家を支える力は逃げてしまいます。
ということは砕石パイルも柱状改良も、地震による改良の破損リスクは変わらないなと思いました。
不動沈下リスク
砕石パイルは見た目は杭のようですが、柱状改良のように良好地盤まで穴を掘って固い地盤に固定するのではありません。
3mとか4m程度の深さに砕石を詰めて締め固めることで砕石パイル周辺の土を押し固めていき比較的浅い部分の改良しかされません。
柱状改良というよりも表層改良に近いと思います。
(引用元:http://www.polaris-hs.jp/kiso_chishiki/zibankairyo.html)
そのため、改良した深さより深いところにもし軟弱地盤があった場合、基礎と一緒に家全体が沈む可能性があります。
柱状改良は良好地盤まで到達していれば、極端に言えば途中で空洞ができても家は支えられます。
なので、これだけを考えると柱状改良の方が安心できます。
しかし、「本当に良好地盤まで届いているのか」をどうやってチェックしているのかが気になります。
もし、届いていなければ砕石パイルと一緒です。
少し前にニュースでもマンションの耐震偽装問題でそのような事例がありましたから、現実にありえることなんですよね。
つまり、砕石パイルも柱状改良も不動沈下リスクは一緒なのかなと。
地盤改良って難しい・・・
不動沈下に関しては、業者が意図的にやったか、きちんと手順を踏んでやったかの違いはあれど、一般人である私たちが専門家の地盤改良業者の説明を全て理解するのは難しいので、結局お任せになってしまいますが、少しは自分たちも勉強してリスクを把握したうえで納得して選択することが重要だと思いました。
「その土地に合った改良方法を選ぶことが一番良い」とよく言われますが、地盤調査した結果提案されたのだから、それがその土地に合った地盤改良とは限らないんじゃないかなと思います。
なぜなら、いずれの工法も一長一短あって完璧な工法なんぞ存在しないですもんね。
いくつもある工法すべてを検討することは不可能ですが、私の小さい脳みそで考えた結果。
リスクが変わらないのであれば、土地の価値を下げない砕石パイルを選択することにします。
見積もりの結果、ピュアパイルとの差額が14万円でした。
今14万円を投資すれば将来土地を売却する際にかかる数百万円の撤去費用が0になるのであれば、砕石パイルを選ぶ方が良い投資になる!
と、無理やり自分を納得させようと思います(^^)/
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