どうもバタピーです(^^)/
気づけば引っ越してから1年経っており、そろそろいろんなレビューをしようかと思っているのですが、いかんせん仕事・家事・育児で「自分の時間?何それおいしいの?」状態なので、ブログ更新頻度も相変わらずです。。。
更新頻度が低くなってきたせいか、メールやらコメントで励ましのお言葉頂いたりして、意外とこのブログの需要もあるのだなーと感謝でございます。
さて、既に夏真っ盛りなので今更なのですが、低燃費住宅に引っ越して初めての梅雨を過ごしてみた感想と室内温熱環境の振り返りをしたいと思います。
低燃費住宅の特徴
本題に入る前に、まず低燃費住宅の特徴をおさらいします。
なぜなら、低燃費住宅と他の高気密高断熱住宅との違いには調湿性能が高いという点が挙げれます。
ならば梅雨時期もきっと快適なのだろうと期待してしまいますよね。
引用:https://wellnesthome.jp/technology/
ウェルネストホームのHPにも表記されているように、家1軒あたり平均で13Lもの調湿性能があるそうです。
壁や天井に使われている漆喰、断熱材のセルロースファイバー、無垢床等が湿度のバッファとして機能していると謳っています。
正直、壁の漆喰なんてミリ単位の厚みなのでそこまで効果があるのかは甚だ疑問ですが。
それはおいといて、13Lと聞いてもそれってすごいの?と思われるかもしれません。
例えば梅雨時期を例にして、大型の除湿機なんかは1日で10L以上除湿することが可能ですが、低燃費住宅の調湿性能はそれと同じくらいの性能があると想像するとわかりやすいと思います。
ただ、毎日10Lも湿気を吸収しているわけではなく、室内に侵入・発生した湿気を13Lというバッファの範囲内で余分な湿気を吸収できるというイメージでしょうか。
そのため限界はあるので過信は禁物です。
低燃費住宅に住んで初めての梅雨時期の温熱環境
それでは実際に我が家の温熱環境を見ていきましょう。
赤い線が室内の1Fリビングの温湿度で、黄色い線が屋外の温湿度です。
室内の温度は平均で24℃付近で安定しており、この期間の最低室温は22℃で最高室温は25℃でした。
外気温が最高で30℃弱になったり最低で14℃程度までさがったり高低差があるなか、室内は1ヵ月を通して温度の高低差は3℃程度と抜群に安定しております。
そして気になる湿度ですが、外気は40%~100%と当然高低差が激しいです。
室内もある程度上下はしていますが、室内の湿度の平均は63%とまずまずでした。
最高は75%(一部データロガーの電池交換をした際に値が90%を示していますがこれは間違いです)最低で57%でした。
平均値の気温24℃・湿度63%は絶対湿度でいうと13.7g/m3という値になります。
この辺の快適な温湿度の感じ方は人それぞれではありますが、私個人的にはもう少し湿度を抑えたい感じでした。
室内でじっとしていればちょうど良くても、だいたいせわしなく動いているので少し暑く感じていました。
一方、妻は少し寒かったようです。
室温を25~26℃に上げつつ、湿度が50%程度であれば絶対湿度も約12g/m3程度に抑えられるので、暑がりの私と寒がりの妻でもお互い快適に感じれると思います。
エアコンの消費電力
もちろんエアコンで除湿をしていましたので、その消費電力をみてみます。
再熱除湿をつかったり冷房をつかったり、その時の感じ方で設定を変えていたので日によってマチマチです。
この期間のエアコンの合計の消費電力は139kwhで、1日平均4.6kwh。
電気代に換算すると約3000円/月です。
6/23、24は再熱除湿で1日運転していたので明らかに他の日より消費電力が高いことが見て取れます。
我が家の場合は、再熱除湿時の消費電力は冷房運転の1.5倍程度でした。
もし再熱除湿で室内の湿度が50%台を維持できればずっとそのつもりでしたが、夜帰宅した時に50%台でも、炊事・洗濯・お風呂に入るとたちまち65%以上になります。
そのまま再熱除湿運転を続けても翌朝の湿度は60%を切ることはありませんでした。
なので、湿度が高いときは冷房で湿度が安定してきたら再熱除湿という運用にしました。
3000円の電気代をかけても24℃・60%が限界でした。
なので正直、梅雨時期の室内環境としては物足りないというのが私の感じた印象です。
まぁまだ1年目の梅雨ということで、建材の放湿はまだもう少し続くでしょうから来年に期待ですかね!
それではまた(^^)/
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