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低燃費住宅のすごいところ(ランニングコスト)

メンテナンス
この記事は約6分で読めます。

どうもバタピーです。

前回は私が「低燃費住宅のすごいところ(光熱費編)」をとりあげました

低燃費住宅のすごいところ(光熱費)
どうもバタピーです。 前回は私が「低燃費住宅をえらんだ理由」をざっくりとお話しました。 今回は、じゃあ具体的にどこがすごいのかという点について取り上げていきます 光熱費が安い 低燃費住宅では暖...

マイホームを持ったら必ず考えておかなくてはいけないのが家のランニングコストです。

今回は光熱費以外のランニングコスト(修繕費)についてとりあげます。

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家のランニングコスト(修繕費)が安い

アルセコ外壁

屋根の葺き替え、外壁の塗り替え等が大きいでしょうか。

低燃費住宅で一番大きな違いがでるのは外壁です。

低燃費住宅で採用している外壁は「アルセコ」と呼ばれる外壁材でドイツでは普通に普及しているものなのですが、これがかなりの優れものです。

アルセコの動画

なんとメンテナンスフリーなんです!!正直私まだ信じられないのですが(信じられるようになるのはおそらく30年後でしょう、、、)

通常のサイディングですと15年に1度くらい、塗り替えと目地のメンテナンスで100万くらいかかるらしいですね。

一条工務店で好評なハイドロテクトタイル(TOTO製)もメンテナンスフリーをうたっていますが、タイルですから目地が存在します。つまり15年に1度くらい目地のメンテナンスに50万はかかるので騙されないようにしてください。

しかし、アルセコは雨で汚れが落ちる自浄作用もあり、目地がないことから大きなメンテナンスはいらないのです。

ただ、自浄作用があるからといって全く汚れないわけではなくて目立つ汚れの部分にはホースで軽く水をかけてやるだけで十分との説明をうけました。

それぞれメンテナンスコストを30年間で2回メンテしたとして比較すると、

サイディング 100万 x 2回 = 200万円

タイル      50万 x 2回 = 100万円

アルセコ             0万 x 0回 =    0万円

30年で100万~200万の差がでることになります。

メンテナンスフリーなんて信じられん!って思うのも当然ですが、ドイツでは50年の実績があるので自信をもってメンテナンスフリーだと言っているんだと思います。

 

種類は塗り壁というかモルタルというか何にあたるのかわかりませんが、色や仕上げもかなり選べるみたいです↓

いいこと尽くしかと思いきや当然デメリットもあります。

値段が、、、高い、、、

低燃費住宅は標準で入ってしまっているので外壁だけでいくらかはまだわかりませんが、国内の代理店をしている北洲ハウジングの展示場で質問してみたらアルセコに変更すると差額で250万くらいあがるとのことでした。。。

壁に関してはイニシャルコストとランニングコストを合わせると他の外壁材とあまり変わらないのかもしれません。。。なのでコストという点では好みでokというのが私の結論です。

次回修繕する時に違う色に塗装したいとか、初期費用は抑えたいとか各家庭の事情に合わせてもいいでしょう。

けど私はめんどくさがりなのでメンテナンスは楽な方がいいですし、何より今から15年後とかって子供が高校とかにあがる時期なので非常にお金がかかりはじめる時期です。

この時期に修繕費100万ですよっていわれて、ポンッとだせる蓄えがあるとは限りません。

ですから、私はできるだけメンテナンスのいらない外壁材をおすすめいたします。

ダクトレス熱交換換気システム

現在世間一般よく使われている換気システムには第1種換気と第3種換気の2種類ですが、低燃費住宅では第1種を採用しています。

第1種にはセントラル式とよばれる家じゅうにダクトを張り巡らせて各部屋へ吸排気する方式と、ダクトレス式とよばれる壁に直接換気扇を取り付けて吸排気させる方式があります。

セントラル式イメージ↓

(画像はこちらから拝借しております→http://blog.livedoor.jp/tomorou_e/archives/36231633.html)

ダクトレスイメージ↓

(画像はこちらから拝借しております→http://www.greenbuilding.jp/products/ventilation/EDFS_VENTOsan/index.html)

一般的には前者のセントラル式のダクトを使用することがほとんどですが、これは非常に大掛かりな設備でもし壊れたらどれだけの修理費用がかかるのか正直怖いです。。。

以前、別の記事でも取り上げましたが、あるハウスメーカーで第1種の本体の修理交換実績があったらしくその時の交換費用は60~70万だったとのことです。

なので実際新築時に設置するときはこれと同じかそれ以上かかるものと考えておいた方がいいでしょう。

一方ダクトレス式は壁に穴を開けて普通の換気扇のように取り付けますので非常にシンプルです↓

(画像はこちらから拝借しております→http://www.greenbuilding.jp/products/ventilation/EDFS_VENTOsan/index4.html)

低燃費住宅ではヴェントサンというメーカーのものを使用しており、1台10万円ほどで30坪の家に対して4個、それ以上は6~8個という感じだそうです。

おそらく私の家には6個ほど使用するので、60万ですか。。。

構造はシンプルだけど高い。。。

まぁそれでもセントラル式と一緒くらいと考えればどっちにしろ同じ値段はかかるんですね。

しかし、ランニングコストで考えると全く別です。

セントラル式は本体が壊れると60~70万かかり、壊れている間は換気が行えません。

ダクトレスはというと内部のコントローラやファン以外は稼働しているわけではないので壊れることはまずないとのことです。もし、壊れたとしても6個同時に壊れるわけではありませんので換気は残りの4~5つで換気は継続可能で1個本体代10万で交換可能です。

そしてなにより自分で点検メンテナンスが可能だということが安心感が大きいいですね。

フィルターはセントラル式もダクト式もかかりますから一緒ですけど、セントラル式の内部のメンテナンスがいくらかかるか調べてみましたら下記のようなメンテナンス業者さんが対応してくれるみたいです。

換気ダクト清掃(マンション、戸建て個別対応)
ダクト清掃(耐久性防カビ施工) 国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS]に承認・登録された抗菌・防カビ

戸建は見積もりなので値段がわかりませんが3LDKのマンションで5万円くらいだそうですので、戸建はもう少しするでしょうね。

メンテナンスの間隔は5年を推奨しているようですので30年で6回、5万同じ値段がかかるとすると 5万 x 6回 = 30万 くらいかかるということですね。

30年で30万ですからそう考えるとメンテナンス代は大したことないかもしれませんね。

メンテナンスコストが見えるから安心感が大きい

低燃費住宅では低燃費というだけあってメンテナンスにかかる費用が安かったり、費用が見えることから安心感が非常に高いです。

私がハウスメーカーめぐりしていたときに一番の不安材料がこのメンテナンスについてだったので、低燃費住宅に決めた大きな理由のひとつです。

何十年と住む家ですから全館空調、床暖房などを採用する場合はメンテナンスコストも十分把握したうえで採用するかを検討すると安心感につながると思います。

 

 



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