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ダクトレス1種換気はここに要注意!3ヶ月間、正常に換気されていなかった理由

空調・換気
この記事は約5分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

寒くなってきましたねー

急激な温度変化に体がついていけていない人も多いんではないでしょうか?

保育園に通い始めた娘もちょいちょい熱をだすようになりました。

保育園通いだすとしょうがないって聞いてましたが、ウィルスを家に持ち帰られると家族にうつされるので困ったもんです。

おかげで先週は私が40℃の熱が2日続きまして、死ぬかと思いました笑

家の目の前が病院なのは唯一の救いでした。

原因は、仕事と家庭でのストレスや疲れがでたようだとお医者さんに言われました。

私もそれしか思い当たりません。

なにせ、10月に入って朝晩は外が10℃くらいまで下がる中、家中無暖房で常に25℃前後、湿度も50%台後半で維持されていて快適でしたから。

病気になって毎度感じますが、「健康が一番」だなとつくづく思いますねー

いくら経験しても時が経てば忘れて改められないなんて、人間はおろかな生き物です。

99歳まで魚釣りとマクドナルドのフライドポテトを愛した私のおばあちゃんのように、健康寿命の長い人生を送りたいものです。

さぁ、今回は住んで3ヶ月も経って我が家の24時間換気について重大なミスに気付いてしまったという話です。

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スティーベル製「ツインエアーフレッシュ LT-50Pro」

我が家の24時間換気はスティーベル社の「ツインエアーフレッシュ LT-50Pro」(以下、LT50)を採用しています。

熱交換モードでは70秒ごとに吸気排気が切り替わる、独特な換気方法です。

使用した理由はコチラ↓

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ツインエアーフレッシュの制御方法

ツインエアーフレッシュにはいくつかの仕様違いのモデルがありますが、バタピー家では最上位の「LT-50Pro」というものを採用してもらいました。

理由は見た目がこっちの方がかっこいいから笑

でもこれが、施工性という意味ではすごく面倒で今回のミスが起きたようです。

LT-50Proは下記のように何台か直列につなげることで最初の1代目を親機と認識して、親機1台で全ての子機の挙動を制御することができます↓

そのほかのモデルや、低燃費住宅標準のヴェントサンはコントローラから並列に2台1組をつなげることで、コントローラ1台で2台を制御する方式です↓

後者の方式ならコントローラに1台ずつそれぞれ結線すればいいだけでシンプルですが、前者のLT50Proはバタピー家の場合全部で6台設置されているので、1台目から6台目までの本体間をそれぞれ結線しなければならず、かつ、結線する線は1本ではないので配線計画も複雑になります。

その後、7月に建物の引渡しを受けた直後からなんか挙動が変だなと感じ、工務店に点検を依頼していました。

親機が2台になっていた

結論からいうと、親機が2台に設定されていて家全体の換気が計画通りされていないことがわかりました。

親機2台ということは家の換気が2チームにわかれて行われていると思ったらそれも違うようで、我が家の6台の換気のチーム編成はAチーム=5台、Bチーム=1台というよくわからないチーム編成になっていました。

熱交換モードで運転した場合、吸気1台と排気1台のペアで換気しないと給排気のバランスがくずれて室内が負圧や正圧になって正しく換気されません。

つまり1チーム必ず偶数で動かないといけないのです。

バタピー家はしばらく奇数同士の編成で運転していたことからうまく換気がされていなかったと推測できます。

換気モードが一番影響大

熱交換モードは吸気と排気にそれぞれ数台いましたので少しは換気できていたと思いますが、一番の問題は換気モードでした。

フィルターの掃除がてら本体の説明書を読みながらどういう設定になっているか確認してみました。

全部で6台いるので3台が「吸気」、残り3台が「排気」という設定にならなければいけないのですが、まさかの6台全部「吸気」でした。。。

イメージ↓

全部が吸気ということは外気がどんどん室内へ入ってくるとというこですが、バタピー家のようにC値0.1という高気密な建物の場合、排気される場所が少ないため室内の圧力が高くなる正圧状態であったと考えられます。

そうなるといくら吸気しようと換気をがんばってもなかなか空気は室内へ入ってこれません。

ということは、9月後半の室内の高湿度時に換気モードに設定しても室内の湿度がほとんど下がらなかったのはこれが主な原因だったのかもしれません↓

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施主もしっかりチェックを

現在は自分で設定を変更して熱交換モードと換気モードが正常に動作しているのを自分の目で確認したので大丈夫ですが、いくら工務店さんを信頼しているとはいえミスは起きるものですね。

注文住宅を建てたことがある方はご理解頂けると思いますが、膨大な工事工程の全てを完璧にこなすのは無理があります。

ミスは起きるものだと思って、気になるところや絶対に失敗して欲しくないところは口すっぱく言って、工事後は施主自らの目でしっかりチェックすることが、後々、後悔する点を少なくする方法だと思いました。

私みたいに3ヶ月も正常に換気されていなかったことに気付かなかったことにならないようにしてください笑

とは言っても、低燃費住宅の標準のヴェントサンなら2台1組でしか動かないので施工ミスは起きづらいでしょう。

2020/11/16 追記
コメントで標準のヴェントサンでも施工ミスにより換気が正しく行われていなかったとの情報を頂きました。
ヴェントサンの方が配線は簡単ですが、設定を間違えれば同様なケースもあるようですので、施主点検や引き渡し後は必ずチェックするようにしてください。

我が家の場合は標準外の工事をお願いしたことも要因の一つかもしれませんが、標準外が多かったので他にもありそうだなー、てか一つまだ気になるところがあるんだよなー。。。

それではまた(^^)/



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コメント

  1. にっしー より:

    ウェルネストホームで家を建てたものです。
    我が家は標準のヴェントサンを採用しましたが、同じ様な施工ミスがあり全てのヴェントサンが同じタイミングで吸気と排気を繰り返していました。
    バタピーさんの記事を読み確認して良かったです。注意喚起ありがとうございました。

    • バタピー より:

      にっしーさん
      コメントありがとうございます!
      ヴェントサンでもそのようなことがあるんですね。
      スティーベルの方が施工が面倒だからなのかと思ってましたがダクトレス1種は注意が必要ですね。
      本記事の方にも追記しましたが、別途ブログやSNSでも再度注意喚起しようと思います。
      情報ありがとうございました(^^)/

  2. やきぷ より:

    ウェルネストホームに住んでる者です。

    ヴェントサンを採用しましたが、にっしーさんと同じで配線全てが同じパターンで施工されており、吸排気が一斉に行われていました。
    施工者も慣れない物を取り付けするので、施工ミスはどうしても起きると思いますので、施主も確認するのが大切ですね。

    パタピーさんの注意喚起のおかげで気付けました。
    ありがとうございます。

    いつもブログを楽しく読ませていただいてます。

    • バタピー より:

      やきぷさん

      コメントありがとうございます。
      やはり施主が気づいていない潜在的な施工ミスは結構ありそうですね。。。
      お役にたてて何よりです(^^)