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梅雨時期でもジメジメしないのは高気密住宅とエアコンのおかげ

快適性
この記事は約7分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

関東は6/14にやっと梅雨入りが発表されましたが、ここ10年で一番遅い梅雨入りだったそうです。

ここから約一か月ほど続くであろう、梅雨のジメジメは気持ち悪いですよね。

  • 洗濯物が乾かない
  • カビが生える
  • 肌がベタベタする

一般的な戸建て住宅は上記のような梅雨時期の減少は仕方ないと諦めているかと思います。

私もそうでした。

しかし、そんな現象とは無縁な住宅があることをご存知でしょうか?

我が家も家づくりを勉強し始めたころは知りませんでしたが、そんな家があることを知ったことが、今住んでいる高気密高断熱住宅を建てる決め手になりました。

 

 

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梅雨時期の我が家の温度湿度

そんな我が家の現在の温度湿度はコチラ↓

 

湿度高いなー(笑)

って高性能住宅を知っている方だと感じるでしょうw

一般的な戸建て住宅の感覚では湿度65%って高くなくね?って感じるかもしれません。

しかしこの湿度は、

  • お風呂に入った後に浴室ドアを開放
  • 浴室換気扇を使わない(というか我が家には浴室換気扇をつけていないw)
  • 大量の洗濯物をリビング横で干している
  • 除湿機無し

という状況の瞬間的な湿度です。

その上、2Fの夏用エアコンで除湿してますが、なぜか今年も冷えが悪くて除湿が最大限進んでいない状況です。

近いうちにこのエアコンの点検をしてもらうので、その時はまた別途記事にしようと思います。

 

このような状況化で、この結果は中々すごいと思いませんか?

つまり、室内で発生する湿気を外に排出させずに室内にため込んだ状態なのに屋内湿度は65%程度に収まっているんです。

一つの部屋だけ、1階だけ、2階だけ、とかそういうレベルのものではなく家中の湿度がほぼ一定ということも特徴ですね。

前提条件が上記のような項目なので、我が家の1日の中で一番高い湿度が65%前後ということですね。

カビ菌が活性化し始める湿度が65%からと言われているので、我が家でカビが発生しないのは湿度コントロールができているからなんですね。

 

なぜ、このようなことが可能になるのか。

我が家の実績をもとに解説していきます。

 

梅雨でも湿度を抑えられる理由

エアコンで24時間除湿している

梅雨時期でも我が家の瞬間的なMAX湿度は65%程度ということでした。

果たして何もしなくてこんな湿度にすることが可能なのか?

というと、当然そんなことはありません。

我が家でも当然、「除湿」をしています。

しかし、前述したように除湿器は使っていません。

我が家の唯一の除湿方法は「エアコン」です。

しかも6畳用エアコン1台で家中を除湿しています。

エアコンは使い方次第で、除湿器よりもたくさん除湿でき、除湿器よりも電気代が安く、除湿器のように水を捨てる必要もありません。

エアコンは優秀な除湿器だという話は以前から記事にしていますので、気になる方はそちらもご覧ください↓

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エアコンで除湿する際に重要なのは、24時間運転させることです。

これも高気密高断熱住宅に住んでいる人の間では「常識」です笑

え?電気代高いじゃん!寒くなっちゃうじゃん!

と思うかもしれませんが、現在の我が家のエアコンの設定温度は「冷房20℃、風量最弱」です。

そうするとエアコンの吹き出し温度がこんな感じに↓

 

24時間エアコンから16℃くらいの冷気がでていますが、室温は今の時期で平均して25℃くらいです。

家の空間が広いので6畳用エアコンで、我が家でいえば家全体の80畳程の空間を冷やすためには風量がある程度必要なので、風量を抑えれば寒くはならないんですよね。

このように適切なエアコンの設置場所、設定温度、風量を守れば、

梅雨時期でも寒くなることもなく、エアコン1台で家中除湿が可能です。

この辺の運用方法は、フエッピーさんのブログを読めばわかるので是非!

 

気密性が高い

我が家は高気密住宅の中でもかなり高レベルな気密性を持っています。

C値と言われる気密性を表す数字が0.1でした。

これは、最近の一般的な住宅のC値は1~2と言われているので、我が家はそれの10~20倍気密性能が高いということになります。

なので、外気の湿気が流入しにくいので外気の影響を受けにくくなります。

エアコンでせっかく除湿してもスキマから湿気が流入してきたら意味がないことは誰でも理解できると思います。

なので、湿気コントロールにおいて気密性を確保することは必須です。

まあ気密性がそこそこでもエアコンの運用をうまくやって、エアコン1台で全館冷房すれば梅雨とか夏の除湿はそこそこできますが、冬季においては冷気が入ってくるわ乾燥するはわで不快極まりないので是非、あたりまえにC値0.5以下を確保できるハウスメーカに頼みましょう。

経年で気密性は劣化していくことを考えると、低燃費住宅(ウェルネストホーム)がC値0.2を必須にしているのはかなり安心できますね。

 

 

全熱交換換気を使っている

これは普通の人は知らない分野になってしまうかもしれませんが、24時間換気の種類で湿度コントロールの難易度がぐっと下がります。

現在の新築住宅には24時間換気装置をつけることが義務付けられています。

24時間換気という名の通り、24時間外気をとりこむので梅雨時期はガンガン湿気を取り込むことになります。

そこで、「全熱式」の熱交換換気を使うと、ジメジメした外気を取り込む際に、特殊な素子を介して屋内の乾いた排気と混ぜることで、外気の湿気を70%程カット(物による)することができます。

カタログ上の値なので本当に70%カットされてるかはわかりませんが、普通の外気をダイレクトに室内に取り込む換気よりかはずっと効果があります。

しかし、「全熱式」の熱交換換気を採用するのであれば、前述の「気密性」は必須です。

せっかく湿気を70%カットしても、家の隙間から湿気が入ってきては何の意味もありません。

なので、気密性を確保せずに「全熱式」の熱交換換気をいれるのは意味がないといっても過言ではありませんので、ご注意を。

 

浴室に排気換気扇をつけていない

これは関東では「ありえない!」って思う人が多数派でしょう笑

高気密高断熱住宅に住んでいる人でも浴室に排気換気扇をつけていない人は少数派だと思います。

しかし、これも湿気コントロールには非常に効果があります。

過去にその辺の詳しい記事を書いていますので、府に落としたい方はぜひご覧ください↓

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簡単に言うと、浴室の換気扇を回して空気を排出するということは、排気した分だけ家の隙間からジメジメした外気を取り込むことになります。

なので、浴室の換気扇を数時間とか場合によっては24時間運転するなんて言うのは完全に間違いです。

換気扇の風量にもよりますが、せめて5分も運転すれば浴室の空気量くらいは完全に排気されるので、その辺で運転は止めておいた方が良いです。

我が家でも浴室に換気扇をつけるかは迷いましたが、浴室に充満した湿気を排気しなくても、計算上は室温25℃であれば湿度は3%前後しか上がりません。

とりあえずつけておいて使わないという手もありますが、それだと換気扇の排気用の無断熱な穴が増えますし、使わない配管に湯気が毎日入りますから、カビリスクが高くなるだろうと考えて排気換気扇はつけませんでした。

新築当初は湿気が高めになるので、排気換気扇があった方が良かったかなーと思ったこともありましたが、湿度が落ち着いた今ではつけなくて良かったと思ってます。

浴室換気扇を無くす場合は、奥さんを説得するのは大変だと思いますが笑

高気密住宅であれば私はおススメします。

 

まとめ

以上が、高気密高断熱住宅に住んで感じた私が考える、梅雨でも室内がジメジメしない理由です。

ツラツラと書きましたが要は、気密性は超重要ということです。

家が建ってから気密性を上げるのは困難ですし、経年で劣化していくので、できるだけ気密性は高くすることをおすすめします。

今回は湿気コントロールという観点で重要と言っていますが、熱もスキマから逃げていきますし、ホコリも入ってきますし、低気密住宅で良いことはありません。

隙間があるということは、よく換気されるってことじゃないの?と感じるかもしれませんが、それも実は間違いです。

しかし、それも書き始めるとさらに長くなるので今回はこの辺で。

それではまた(^^)/



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