スポンサーリンク

セルロースファイバーは冬季の室内の湿度維持に貢献しているのか?

快適性
この記事は約6分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

最近、娘の行動範囲が少し広くなってきて、成長を垣間見れてうれしい反面、よりいっそう目が離せなくなってきました・・・

先日は子供をマットにごろごろさせていて、前はあったはずのLEGOの人形が1体いなくなっていることに妻が気づいて、「もしかして飲み込んだ!?」って動揺していました。

結果マットの下にあったのですが、子供が口にできそうなものは届かない場所に移動させないとダメですね。。。反省

新居に引っ越すころには、この子の行動範囲もさらに広がっているでしょうからその辺の対策も考えながら、家具とか収納を考えなければいけないかもしれません。

 

それでは今回のテーマですが、久しぶりに低燃費住宅の仕様についてです!

低燃費住宅では「アルセコ」が標準仕様ですが、この低燃費住宅のアルセコ仕様で以前からずーっと疑問になってたことがありましたので、それについてです。

スポンサーリンク

アルセコ外壁とは

 

低燃費住宅の標準仕様である「アルセコ」外壁ですが、通気層をもたない代わりに透湿(湿気を通す)させることで壁体内結露を防止しています。

「WUFI」というソフトで壁内結露しないようにシミュレーションもされていていたり、先輩ブロガーのfu-fuさんが実際にロックウールで実験してくれていたり↓

低燃費住宅の外壁は雨が浸水しても大丈夫か…ロックウールの実験結果です。
こんにちわ夫の方です( ̄^ ̄)ゞ 引っ越し前でバタバタの我が家ですが、本日はずっと前からロックウールの実験をし…

(勝手にリンクすみません笑)

きちんと実績もあることから、壁内結露の危険性については問題ないと納得しています。

外壁もロックウールの上に専用の塗料を塗っていくのですが、壁自体が柔らかいですし、メッシュをいれたりすることで、塗り壁のくせにクラックはほとんど入らないそうです。

汚れも自浄作用があることからノーメンテでOKとうたっています。

この辺の実績はこれからって感じですので、参考程度でしょうかね。

 

しかし、通気層が無いためのデメリットもあります。

省令準耐火の認定が取れないため火災保険料が高いということです。

省令準耐火の認定を受けると火災保険料が40%以上割引になるようなので、これはかなり痛いです。。。

ちなみに、ちまたで言われている「通気層がないと長期優良住宅の認定を受けれない」というのは間違いです。

現にうちの建物は長期優良住宅の認定をうける予定です。

確か、通気層がない代わりに別の部分で認定を取るようですが、詳しいやり方は私もまだ把握していませんので、そのうち気が向いたら記事にしようかなと思います。

 

 

アルセコの構造としてはロックウール、モイス、セルロースファイバー、調湿気密シート(タイベックスマート)等の透湿抵抗の低い建材を使用しており、「呼吸する外壁」とも呼ばれているとか。

その湿気の移動について以前の記事でも少し触れています↓

低燃費住宅のすごいところ(耐久性)
どうもバタピーです。 前回は私が考える「低燃費住宅のすごいところ(ランニングコスト編)」をとりあげました。 今回は家の寿命について取り上げていきたいと思います。 家の寿命を決めるもの 現代の家の寿命は30年と...

 

この記事の通り、「夏」は壁体内結露防止のため透湿しますが。

乾燥する「冬」は、

  1. 調湿気密シートが防湿シートに特性を変え、室内の湿気を外に逃がさない
  2. セルロースファイバーに含まれる湿気を室内に開放し、室内の湿度維持に貢献

というように一般的には謳われています。

しかしこの2点が私の中で矛盾してるんじゃないかなーと引っかかっている部分です。

 

アルセコ外壁内の湿気移動について

セルロースファイバーで調湿できない?

わかりやすくするために図にしてみました↓

調湿気密シートは夏と冬で透湿抵抗を変え、上図のように湿気の移動方向が変わります。

 

は左図のように調湿シートが透湿抵抗を下げ「透湿シート」となり、湿気を通す。

は右図のように調湿シートが透湿抵抗を上げ「防湿シート」となり、湿気を通さない。

 

当初私は上記のように理解していました。

しかしここで重要なのが、調湿気密シートはセルロースファイバーの室内側に設置されています。

てことは、冬は調湿気密シートが「防湿シート」になっているからセルロースファイバーから室内に湿気を供給することはできないのでは?

という疑問です。。。

 

タイベックマートの透湿抵抗が可変する基準は絶対湿度

「セルロースファイバーの調湿性能のおかげで室内が乾燥しない」というのがどういう理屈でそうなるのか、モンモンとしていました。

そこで、以前、早田代表との相談会で早田さんに直接聞きました。

するとどうも、この冬の調湿気密シート(タイベックスマート)は完全に防湿しているわけではないようです。

言い方悪いですけど、少しずつ湿気が漏れている感じ?とでも言いますか、そんなイメージなのかなと。

もしそうであったとしたら、その少し漏れている湿気だけで調湿ができるもんなんだと感心してしまいました!

私が勘違いしていたことは、

透湿抵抗が上がる=湿気を通さない ×

透湿抵抗が上がる=湿気を通しにくい 

ということのようです。

 

低燃費住宅で主に使われている調湿気密シートはデュポン社の「タイベックスマート」というものを使用しています。

このタイベックスマートの透湿抵抗はホームページを見てみると「室内外平均絶対湿度」の値で変化するようです。

この室内外というのは、低燃費住宅のアルセコの仕様からするとタイベックスマートからみて

室内=石膏ボード(室内側)

室外=セルロースファイバー(室外側)

ということになり、つまり

・石膏ボードとセルロースファイバーの絶対湿度が上がれば湿気を通しやすくする

・石膏ボードとセルロースファイバーの絶対湿度が下がれば湿気を通しにくくする

という表現の方が近いのかなと。

 

結論

ここまでをいったん整理すると、おそらく、

冬の室内外の絶対湿度が低い時期はタイベックスマートの透湿抵抗が上がり湿気を通しにくくするが、全く透湿しなくなるわけではなく、ある程度の湿気は通す状態になる。

そのため、セルロースファイバーが湿気を持っていればその湿気は少しずつタイベックスマートを通過し室内へ湿気が供給されつづけるため、室内の湿度は維持される。

 

 

説得力の無い感じになってしまいましたがこれが私の結論です。。。

「湿気は透湿抵抗の高い方から低いほうへと移動する」という原理から、セルロースファイバーに含まれる湿気は透湿抵抗の高い調湿気密シート側(室内側)へは移動せず、透湿抵抗の低いロックウール側(室外側)の方向に全ての湿気が移動すると考えていたのが間違いだったのかもしれません。

ただ、これだと「セルロースファイバーから供給される湿気の量が少ない」というイメージがぬぐえないんですよね。。。

でも実際に住まわれてる方やモデルハウスでは湿度が維持されている。。。

もしかして、タイベックスマートって冬でもかなり透湿してるんじゃね?

とも思っています笑

ほんと、湿度って難しい。。。

 

これらは素人考えなので間違いがあったら教えてください。。。

快適に過ごせるのはOBさんたちのブログで実績がありますので心配はしていないのですが、なぜそうなるかが知りたいと思った次第です。

このブログを見てくれた誰かが知ってるかも?

という期待をこめて、今回はこの辺で(^^)/



※ランキングに参加しています
↓↓ついでにクリックして頂けると更新の励みになります↓↓

コメント

  1. hu-hu夫 より:

    バタピーさんこんにちわ!

    今回の記事も興味を持って読ませていただきました(^.^)
    私もこのシートの動きに関しては同じ疑問を持ちまして、しばらく悶々と情報を探していた頃がありました。

    冬の間も家の湿度は50〜60%を維持しておりますが、漆喰と建材だけでは湿度供給量が足りないので、どう考えてもセルロースファイバーの調湿性能が関与しているのではないかと思っておりました。

    たぶんある程度は室内側との流れがあるんでしょうね。
    このシートは夏には壁の中に湿気を貯めないよう働いてくれているので、よくできた商品だな〜と感心しております。

    進捗状況の更新楽しみにしております!

    • バタピー より:

      hu-hu夫さん
      コメントありがとうございます!
      漆喰なんて塗膜の厚みがたかがしれてますし、無垢の建材でまかなえるなら、他のハウスメーカーでもできることですし、どう考えてもセルロースファイバーが寄与してますよね。
      夫さんが言うように「このシートが良い感じにしてくれる」ということで納得します!笑