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除湿チャレンジ!エアコン2台+除湿機でどれだけ除湿できるか試してみた(前編)

空調・換気
この記事は約4分で読めます。

どうもバタピーです(^^)/

 

外気温も高くなり、ジメジメと湿気を感じるようになってきました。

関東では例年だとそろそろ梅雨入りですが、週間予報を見ると来週あたりから梅雨入りの模様です。

梅雨に入るまではカラッとした陽気なのかと思いきや、こんな蒸し暑い天気なので、我が家では5月末くらいからエアコンで冷房運転を始めました。

今年の夏で、低燃費住宅に引っ越してから丸2年となり、3回目の夏を迎えます。

そろそろ低燃費住宅・ウェルネストホーム特有の湿度ボーナスが落ちついてもいいんじゃないかと思ってますが、どうなることでしょう。

というのも5月のカラッとした陽気ですら室内の絶対湿度は12g/㎥前後なのです。

24時間換気も熱交換無しモードで風量MAX(150㎥/h)にしていて外気をガンガン取り入れているのに、全く乾燥知らずなのはさすが低燃費住宅。

高気密高断熱住宅は暑くも寒くもない中間期が難しいといわれますが、カラッとした外気をしっかり取り入れれば比較的簡単に室温も湿度も快適にすごせます。

窓を開けられればいいですが、我が家は花粉症対策のため秋の1か月以外は窓を開けられません。

 

2年ほどこの家に住んでみて感じる、冷房期の私の快適な絶対湿度ラインは13g/㎥以下です。

温度湿度でいうと24℃/60%、25℃/55%が上限ですね。やはり湿度はできれば60%を超えたくないところです。

低燃費住宅の調質性能の高さのおかげか、外気の絶対湿度が10g/㎥以下くらいにならないと換気量を増やしても室内の湿度は簡単には下がりませんでした。

外気の絶対湿度も少しずつ上がってきたのにつられて室内も湿度が少し上がってきたので、我が家の設備でどれだけ絶対湿度を下げることができるのか実験してみました。

 

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エアコン2台+除湿機でどこまで絶対湿度を下げられるか

使用する設備

  • エアコン2台
  • 除湿機

条件

エアコン

  • 設定温度:16℃
  • 風量:最弱
  • 運転モード:2F日立は冷房、1Fパナは除湿モードの方が風量を下げられるので除湿モード

エアコン内部の熱交換器をしっかり結露させるために設定温度を一番低くして寒くなりすぎないように風量を最弱にします。

あまりにも寒くなったらやめます笑

除湿機

タンクが満タンになったら運転が止まってしまうので、排水ホースを浴室にもっていって24時間排水可能としました↓

24時間換気

  • 風量最低
  • 熱交換モード

熱交換効率を上げるためには風量が低いほうがいいので、24時間換気の風量は最低にしました。

結果

下記のグラフは、室内室外の温度と絶対湿度、エアコンと除湿機の消費電力を現した図になります。

白いラインが私が快適だと感じる絶対湿度ラインになります。

5/23の未明あたりから室内の絶対湿度が快適ラインを超え始め、2Fエアコンだけでは除湿が間に合わなくなっています。

ちなみに換気風量を上げてもあまり変化はありませんでした。

そのため、5/24の夜から試しに除湿機を稼働させてみましたが、家全体を除湿するには役不足のようです。

なので、今回の実験である5/25の朝からエアコン2台+除湿機で総力戦を挑んでみました。

すると、徐々に絶対湿度は下がっていき、5/28に外気の絶対湿度が快適になってきたので実験終了としました。

結果的には、2日半(60時間)ほどで絶対湿度15.8g/㎥から最低で11.5g/㎥まで下げることができました。1㎥あたり4.3g下げたことになります。

11.5g/㎥の時の温湿度は23.4℃・54%でした。

湿度計の誤差を考えるとこれくらいの湿度だと安心して眠れます笑

 

しかし、グラフからもわかるように消費電力をかなり消費します。

除湿機は300w、エアコンは200W前後なので個別ではそこまで高くないですが、3台も同時に使うとかなりの消費電力になります。

この消費電力に対する除湿効果を評価するには各機器の除湿量を確認しないといけませんね。

除湿した水の量

特に、1㎥あたり4.3gの差ってなんかしょぼくないか?と感じます。

我が家の気積330㎥で考えると、330㎥ x 4.3g = 1419g(1.4L)

なので、完全密閉された家であれば1.4L除湿するだけでokなのです。

しかし、家というのは換気、漏気、生活して発生する湿気などがあるので、これだけではないのです。

そこで、今回のエアコン2台+除湿機でどれだけの除湿した水が出たのかを次回確認したいと思います。

それではまた(^^)/



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