どうもバタピーです(^^)/
5月に入り随分と暖かくなってきました。
むしろ太陽の日に当たっている熱いくらいで日焼けしてしまいそうな感じです。
しかし、新型コロナで外出自粛が求められていて子供のあふれるパワーをどこで発散させるか苦慮されているご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家は午前中の比較的人の少ない近所の公園で遊ばせたり、YOUTUBEやAmazonプライムビデオのお世話になっています笑
庭でBBQができるように無煙BBQコンロなるものを注文してみましたが、どんな具合か楽しみです。
さて、最近の我が家の家ネタですが、一人でせっせとDIYに励んでおります。
今回はガレージ前の床にインターロッキングブロックを敷いたのでその紹介です。
Contents
施工計画
今回施工する面積は10㎡弱で、作業途中の写真ですが広さ的にはこんな感じです↓
今思えばガレージを設置してもらうと同時にこの範囲にコンクリートを流してもらえばよかったかもと思いました笑
構成
全体の構成はこんな感じ。下地の路盤材を敷かないで川砂のみの手抜き仕様です!
本来、川砂の下に路盤材といって大きさがバラバラで尖った形をしている砕石を敷いて、プレートなどで締固めて地盤を固くする必要があります。
その分、地面を深く掘らなければいけませんし、締め固める機械もレンタルしてくる必要があったりといろいろ手間です。
ただ、今回施工する場所は人や自転車、たまにバイクが乗るくらいなのでそこまで強固な地盤は必要ないと判断し、川砂のみとしました。
その代わり、川砂の下の地面はしっかり踏み固めるようにします。
材料
インターロッキングブロック
近所のホームセンターでいろいろ見ましたが、これがコスパ良さそうだったのでこれにしました。
かっこいいタイルとかにするとこの3倍~5倍くらいの値段だし、いかんせん初心者がいきなり完成度の高いものが作れるわけないので、正方形で施工しやすそうなのも決め手です。
レンガ
レンガもたくさん種類がありましたが、粗がでても馴染みそうなアンティークなものをチョイスしました。
川砂(20kg)x30袋
川砂はブロックの下に敷いて座りを良くするために必要です。ブロックの厚みと川砂の厚みを考慮して量を決める必要があるのですが、モルタルを作るのにも必要なので多めに購入します。ホームセンターでは1袋200円でしたが、建材屋さんで買えばこの半分以下の値段で買えるので、1立米とか量がたくさん必要な場合はそちらのほうが楽で安くておすすめです。
セメント(25kg)x2袋
ブロックの枠となる部分をレンガにするのですが、レンガはモルタルで固定します。そのモルタルは川砂とセメントを混ぜて作ります。たぶん2袋もいらないでしょうが、途中で足りなくなってまた買いに行く手間を考えて2袋買いました。
手順
地面を掘る
この段階ではどれくらい掘ればいいかわからなかったので、ガレージの床を基準にブロックの厚みと川砂の厚み分をイメージして地面を掘っていきます。
正直これが一番つらかったかもしれません。。。
先が四角いスコップならいいのですが、尖ったタイプしか持ってなかったのでそれを使いましたが、ワダチのように掘れてしまって水平に掘るのが難しかったですね。
遣り方
「遣り方」という言葉をご存知でしょうか。家を建築する際の基礎工事の時に基礎の周りに木の杭が立っているはずですが、あれです。
基礎の位置と水平をとるために必要な非常に重要な作業です。
私も今回始めて手探りでやったので時間がかかりましたが、ここがしっかりできていれば後の工程がやりやすく出来栄えも良くなります。
作業に夢中で写真をあまり撮っていませんでしたが、上の写真のように1つの角に3本の杭を立てて、その間に水平な板を渡します。
この板の高さがブロックやレンガの高さの基準となるので、「水盛り」という方法で各杭に基準となる水平な線を書いて、ブロックやレンガの天面にしたい高さとの距離を図ってその位置に横板をとりつけます。
高さが決まったので、あとは設置したいレンガの位置に水糸を引いて完成です。(上の写真ではレンガの内側に水糸を引いてしまいましたが、レンガが置きづらかったので外側が正解みたいです笑)
詳細な遣り方は私には説明しきれないので割愛しますが、DIYレベルが上がってきたら記事にしましょうか(いつになるやら笑)
参考にしたのはこのページです。
地面の深さ確認
水糸が引けたら、その水糸から必要な深さが掘れているか確認するために、水糸と地面に定規を当てて確認します。
川砂の厚みでいくらか吸収できますが、枠となるレンガを敷く部分はあまりにも深かったり浅かったりするとモルタルを余分に作ったり、目標の高さより高くなったりしてしまうのでできる限り深さは確認した方がいいですね。
モルタル作り
次に、枠となるレンガを配置するためにその土台となるモルタルを作ります。
モルタルは川砂とセメントを3:1の割合で良く混ぜます。
混ぜ終わったら水を少しずつ加えてペースト状にします。
水の量は結構アバウトに作りましたが、上の写真は水を入れすぎてゆるくしすぎました。。。細かいところに流したい場合はゆるくてもいいかもしれませんが、レンガを固定したい場合は固めでのほうが高さ調整がしやすかったですね。
モルタルの上にレンガを敷く
モルタルを地面の上に敷いて、その上にレンガを置きます。
この時、レンガの角を水糸に合わせて置いていくことでまっすぐキレイに置くことが可能になります。(このレンガはアンティークで欠けているところが多いので分かりづらいかもしれませんが)
同時に、レンガの上に水平器を置いてゴムハンマーで軽く叩いて調整しながらレンガ自体の水平もとっていきます。
真上から見るとこんな感じ。水糸に触れない程度がいいみたいです。
外枠のレンガの敷設が終わりました。
モルタルが乾いてから次の工程に入るので一時中断です。
川砂を敷く
レンガの下のモルタルが乾いたら、レンガは固定されてもう後戻りはできません。
しかし、固定されたのでこのレンガの天端からブロックの厚み分を引いた厚さの川砂を敷けばいいことになります。
ただ、ブロックを置いたらハンマーで叩いて調整するので、川砂は気持ち厚めのがいいかもしれません。
川砂の均し方ですが、下図のような板を組み合わせて治具を作りました。
これを使うと砂が綺麗に均すことができますが、レンガがアンティークで表面がデコボコなので引っ掛かりが強いのがちょっとやりにくかったです。
外枠はもっとツルっとした素材の方がいいですね。
インターロッキングブロックを敷く
ここまで来てやっとブロックを敷くことができます。
ブロックを置いたらレンガの高さに合わせて、水平器をおいて水平を確認しながらゴムハンマーでたたいて調整します。
1つ1つ地道な作業が続くので、腰が痛くなりますが完成が見えてくるので一番楽しく感じるところでもあります。
ここで、水平器をおいてみて大きなミスが判明。。。
水平にブロックを敷くはずがなんか斜めに感じるので引いて見たところ↓
すごい勾配。。。
確かに、水糸を引いた時にずれた時があったので横方向は調整したけど高さ方向の確認をした覚えがありません。
レンガはモルタルで固まっているので修正できません。
水勾配をとっているということにして先に進みます笑
目地砂(珪砂)をまく
全てのブロックを敷き終えたらざっくり全体の水平を確認します。
この段階ならまだ修正が楽です。
そして最後に、目地に珪砂という非常に目の細かい砂をいれます。
ホームセンターには6号と7号がありましたが、細かいほうがいいだろうと7号をチョイス。
正直25kgもいらないのですがこの単位でしか購入できませんでした。
とりあえず、ドバっと半分くらいまいて均してみました。。。
やっぱり量多すぎですね。真っ白です。
均すときはほうきよりも左官ブラシの方がやりやすいですがそんなもの持ってないので一生懸命ほうきでならしました。
ある程度綺麗にすると目地部分はこんな感じになります。
1mmしか隙間がなくてもスルスルと気持ちいいくらい入っていくので、ブロックに乗ってもガタつかずにしっかり固定された感触になりました。
引いて見てみるとこんな感じに。
最後の1列のブロックがドンピシャで入ったときは気持ちよかったですねー
一応計算しているとはいえ現場はそう図面通りにいかないことも多々あるので笑
そして最後にもう1つミスが。
外枠のレンガは目地なしでくっつけて配置したつもりでしたが、どうしても隙間0にはならないのでその隙間から珪砂が流れ出てしまっています。
外枠のレンガ同士もモルタルで目地を埋める必要があったみたいです。
次にモルタルを作る機会があった時にでもここは修正しようと思います。
初めてやってみて
今回初めて、庭の床を仕上げるDIYを実施しましたが、ブロックを敷き詰める作業よりも下地を作る工程や、遣り方などの前準備が非常に重要だなと感じました。
これはどんな仕事でも共通ですね。
これを業者さんにおねがいしたらどれくらいのコストがかかるかは見積もっていないのでわかりませんが、私が今回のDIYで必要になった材料費は3万円もかかりませんでした。
工具は足りないものは別途必要ですが、だいぶお安く仕上げられました。
時間はかかりますが新型コロナで外出できない今、趣味として自宅で楽しんでできるのはすごく有意義な時間でした。
次のDIYはハードウッドのフェンス作りの予定ですが、果たして時間があるか。。。
それではまた(^^)/
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